後輩なのに先輩 ページ26
あのジンくんの告白から1週間が過ぎた
「待ってるから」
そんな言葉に甘えてしまってるせいか答えを考えようと思っても出てこなくて時間だけが過ぎる
こんな状況なのに相も変わらずジンくんは今まで通り私を誘ってくれる。
そんな所も彼の優しさでありとても有難い
家へ帰る途中、遠くから私の名前を呼ぶ声が聞こえた
駅のホームから降りてく人の中から赤い髪が目に付く
そんな目立つ髪色をしている人は私の知り合いでは一人しかいない
「サグワくん」
サ「偶然！久しぶりだねぇ〜」
「お仕事の帰りかなんか？」
サ「そう！レコーディングだったんだ〜
貴方ちゃんも今帰り？」
「うん、仕事帰りだよ」
サ「ねぇ！お腹すいてる？久しぶりに貴方ちゃんと話がしたいな〜」
二言で返事をした後近くにあるお店に入った。
サ「最近仲間家来ないね」
「…あ〜……そうだねぇ。なかなかタイミング無くってさ」
サ「また来てよ〜。相馬さんたちも会いたがってるんだ」
「ん〜…、マホトにさ…」
サ「親方？」
「うん。前行った夜にもう来ないでって連絡来ちゃって……」
サ「うわー！何それ酷いな親方も。
別にいいんだよ。俺等が来て欲しいんだから親方は関係ない！」
「う〜〜ん。何だか行きづらくてね。」
サ「じゃ親方が居ない日にでも！ね！」
「うん、じゃあそうしようかな」
サ「ヤッター！！ジンくんだけ会ってるからずるくってw」
「ジンくんとは頻繁に会うんだけどねw」
サ「……ジンくんから聞いたけど、告白されたの？」
「………うん、されてしまった。w」
サ「俺ね、エスパーなの。当ててあげようか？」
「ん？」
サ「ジンくんに告白された。でも親方が好きで迷ってる。って感じでしょ？」
「………エスパーだ。w」
サ「フフw凄いでしょw」
「……忘れるって決めたの。好きな人こそ何で振り向いてくんないんだろね〜
どんなに彼女が出来てもその人よりあたしの方が好きなのに……何度も思った。
でもいい加減止めようって。」
サ「俺もあったな〜。好きな人こそ見てくんないの。」
「そんなもんだよね〜」
サ「ん〜…付き合ってみてからでもいいんじゃない？
甘えちゃいないよ。付き合ってから少しずつ忘れていくこともあるしさ」
「…そうかなぁ。自信ないの。忘れられるかって」
サ「やってみなきゃわかんないしさ！」
進められた提案に少し迷いながらも
何処か前向きに考える私がいた。
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れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました！ (2017年9月15日 19時) (
レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています！なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます！こちらの設定ミスだったようです(；＿；)変更しましたのでこれで名前設定できると思います！！ (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか？ (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんげ | 作成日時：2017年8月26日 23時
