告げた想い ページ25
→Jin side
「好きだ。」
ーーー
ーー
言った瞬間に達成感と後悔が生まれた
これで良かったのか？と問われれば答えはわからない
結果的に彼女を困らせてしまった事には変わりない
彼女と別れを告げて自分の家に帰ろうと歩く道でぼーっと夜空を見上げた
今日はいくら酒を体につぎ込んでも酔いやしない
酔ってつぶれてしまいたいのに
だからといってその告白を今から訂正しようとも思わない
心の中に溜め込んだ彼女への思いをようやく解き放って楽になった自分もいるのだから
サ「おかえり〜〜」
家に帰るとリビングのソファでゴロンと身を転がし気だるそうな声でこちらに声を掛け
俺を見ると嬉しそうに笑顔になる
サ「何だか嬉しいような悲しいような何ともいえない顔してるね」
「ビビるくらい当たってるのが怖ぇよ」
サ「じゃあもっと当てようか。
ん〜〜………そうだなつい勢い余って好きだと伝えてショックを受けている」
「……お前はいつからエスパーになったんだ？」
サ「アハハw俺天才だからw」
「あ〜、ホント俺やらかした」
サ「でもスッキリしてるくせに」
「いやそりゃそうだけどさぁ。
タイミング間違えたかもって」
サ「じゃあこの先タイミングあったと思う？」
「………ないと思う」
サ「じゃあいいじゃん。今言おうが今度言おうが変わらないでしょ」
「……ん〜。」
サ「返事は？」
「いや、待ってるって言って逃げた」
サ「いいじゃん。普通の人なんかそんな待ってるなんて言えないもんだよ」
「サグワってそんないい奴だったっけ」
サ「うわ〜酷いなぁw」
ありがとう。小さくそれを言葉にすると少し照れてるサグワが男なのに可愛く思えた。
これでよかった。そう何度も心に唱えてブサイク顔で眠る相馬の横に体を打ち付けるとゆっくり目を閉じた。
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れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました！ (2017年9月15日 19時) (
レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています！なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます！こちらの設定ミスだったようです(；＿；)変更しましたのでこれで名前設定できると思います！！ (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか？ (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんげ | 作成日時：2017年8月26日 23時
