罪深き人達 ページ18
→Saguwa side
相「ねぇねぇ、小学校の頃のマホトはどんなんだったの?」
だいぶ酔ってる相馬さんでも何とか喋れてて隣に座る彼女にしつこく質問攻めをしてた
それなのに彼女は嫌な顔一つせず笑ってるから凄いなぁ何て横顔を見つめた
「ん〜、マホトは今と変わらなかったかなぁ。
休み時間になるとすぐボール持って外でドッチボールしてた」
へ「想像つくなぁ」
「周りの女の子はマホトと遊ぶとすぐ泣かされるからって避けてたんだよw」
相「うわっ。居るよねそういう奴w」
「…でもね、あたしの時は違った
転校してきて慣れない学校生活の時【お前の親は離婚したんだってな】とか言われて、泣いてるあたしに【別に離婚してたっていいじゃん】何て…1人だけ味方になってくれた」
相「わーお。カッコイイ〜」
「その時から自然にマホトの後ろくっついてて
気づけばこの歳まで一緒にいたの。w」
一目でわかってしまった。
その表情をする彼女の顔が変わって
ああ、親方の事好きなんだなこの子はって
親方に彼女が居たことも知っていたから
罪な女の子だなぁ。なんて。
斜め向かいに居たジンくんですらその話を聞いて顔が暗くなるもんだから彼等の関係性が見えてしまって複雑な気持ちになった
仕事があるからと言って帰ってった貴方ちゃんを送ってくれたのは出先だったステップが送ってくれて【また来てね】と告げると笑顔で帰っていった
後片付けをするジンくんの手伝いをしにシンクの隣に立ち声をかける
「……顔が暗いぞ〜」
ジ「…。そお?」
「想い伝えたことあるの?」
ジ「……アイツが忘れられんねーって」
「…親方が相手じゃ厳しいね〜」
ジ「ほんとそれ。俺の人生のラスボスだなありゃ」
「でもジンくん。その気持ちは大事にしとかなきゃね」
ジ「……あぁ。」
あの子が帰るまで部屋から出てこなかった親方は、今何を思ってるんだろう。
彼女をどうしたいのだろう。
いつか親方の口から聞ける時が来るかな
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れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました! (2017年9月15日 19時) (レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています!なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます!こちらの設定ミスだったようです(;_;)変更しましたのでこれで名前設定できると思います!! (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか? (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんげ | 作成日時:2017年8月26日 23時