そんなの慣れっこだ ページ15
ジンくんと出かけた日から2日が経って、
仕事から家に帰ると久しぶりにマホトが居た。
彼はいつも通り部屋でテレビを付けて家出すればいいのにパソコンを持参して編集をしている。
以前、「何でここに通うの？」何てことを聞いたことがあるけど「居心地がいいから」と答えた。
そんな言葉ですら彼女がいる彼の存在に嬉しくて馬鹿だなぁなんて自分でも思った
「来てたんだ。ご飯は？食べてく？」
マ「いや、今日はいいや。」
彼がこうして晩御飯を食べてかないのは珍しい事ではなくて気分によるんだ。
お構い無しにキッチンで自分だけのご飯を作る準備をすれば彼はパソコンを閉じて携帯をいじりだす
マ「なぁ」
「んー？」
マ「この間。ジンと飲みに行ったんだって？」
ナイフで腹でも刺されたのかってくらいドクンと一つ大きな音を立てた
「……あー、うん。行ったよ」
マ「…へぇ。お前等仲良かったもんな」
「……そうだね」
そんなのマホトが一番よく知ってるくせに改めて言うのには何か意味があるのだろうか
マ「……じゃあそろそろ帰るわ」
「えっ、もう帰るの？」
マ「明日用事あるの思い出したし。じゃあね」
機嫌をそこねてしまっただろうか
彼が、私とジンくんが一緒に居ることに少しは機嫌を悪くするとわかっていたけれど
何だか少し嫉妬をして欲しくて仕掛けた罠が逆効果で後悔した
そしてやっぱり今日も玄関から彼が去っていく後ろ姿を眺める
月日が経ってもこの関係は変わらない
私はきっとこれからもこうして後ろ姿を眺めるんだろうか
人生損してるよ。何てよく友達にも言われたもんだ
止められることなら、この恋、やめてしまいたい。
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れんげ(プロフ) - ふうさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると何より励みになります。是非、最後までお楽しみ頂けたら嬉しいです(*^^*)ありがとうございました！ (2017年9月15日 19時) (
レス) id: c5531a8d63 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しみに見ています！なんだかリアルで続きがいつも気になっています。更新頑張ってくださいね(^ ^) (2017年9月15日 3時) (レス) id: 90c207956b (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - なのさん» ご報告ありがとうございます！こちらの設定ミスだったようです(；＿；)変更しましたのでこれで名前設定できると思います！！ (2017年8月31日 1時) (レス) id: d9d80e3184 (このIDを非表示/違反報告)
なの - 名前設定したのに主人公ってなるのですが、どーしたらいーですか？ (2017年8月30日 18時) (レス) id: b5e5fd56f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんげ | 作成日時：2017年8月26日 23時
