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ストーリー 33 ページ34

夜久「もうそろそろですね、
インターハイの予選」



金久保「早いもんだね。
今から少し緊張しているよ」



夜久「そうですね。気を引き締めないとっ!」



金久保「ふふっ、夜久さんは少し頑張りすぎだよ。
だから、力を抜くくらいで
ちょうどいいんじゃないかな?」




そう言って誉先輩は頭を撫でた。



___.....撫でた?



驚いて木ノ瀬と2人に視線を向ける。



当たり前のように頭を撫でて話を続けている。



月子先輩は「子供扱いですか?」と言って普通だ。



2人はそんな関係なんだろうか。



あ!木ノ瀬はっ.....




木ノ瀬「.......」




無表情で2人を見つめている。



月子先輩のことが好きなんじゃないの?
.....大丈夫なの?



自分だって木ノ瀬が好きだが、
好きな相手がつらいのは嫌だ。




松本「き、木ノ瀬、また見てよ!」



木ノ瀬「.....違う.....」



松本「.....え?」




そう言うと矢を持ち打ちに行ってしまった。



何だったんだろう.....



違うって.....何が?



悩んでいたら後ろから「可愛い」と
聞こえてきて、呆れた。

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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月3日 17時

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