ストーリー 3 ページ4
あれから1年が過ぎ.....
星月学園で迎える、
二度目の夏がやってきた＿＿。
ガラガラ...
夜久「よろしくお願いします」
金久保「やぁ、夜久さん。
今日も早いね」
夜久「あ、部長。
よろしくお願いします」
金久保「はい、よろしくお願いします」
夜久「すいません、
すぐ着替えてきますね」
金久保「そんなに焦らなくても、
ゆっくりでいいよ。
まだ他のみんなも来てないし。
着替えたら、
更衣室の雑巾取ってきてくれる？」
夜久「はい、分かりました」
部長はいつも早く来て道場を掃除している。
掃除は1年生の担当なので、
あまり目につかない所を中心に
掃除をしているみたいだった。
金久保「よろしく」
いつもの優しい笑顔を向けて、
掃除を始めたのは『金久保誉』先輩。
西洋占星術科の3年生で、
私が所属するこの弓道部の部長だ。
部長の瞳はいつもまっすぐで.....
真剣に部活に取り組む姿に心が暖かくなる。
夜久「部活、いつも一番乗りして私達が
練習しやすいように準備してくれてるんだよね.....。
私も早く着替えてこよう」
私は急いで、
道着に着替えてから部長のもとに向かった。
夜久「部長、お待たせしました。
私も雑巾掛け手伝います！」
金久保「うん、ありがとう。
手伝ってくれるの？」
夜久「私に任せてください！」
金久保「ふふっ.....。
でも、2人でやった方が早いでしょ？」
夜久「そ、そうですね…笑」
金久保「さ、一緒にやろう？」
夜久「はい！」
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作者名：ちゃむPOP | 作成日時：2016年7月3日 17時
