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ストーリー 29 ページ30

夜久「もうそろそろですね、
インターハイの予選」



金久保「早いもんだね。
今から少し緊張しているよ」



夜久「そうですね。気を引き締めないとっ!」



金久保「ふふっ、夜久さんは少し頑張りすぎだよ。
だから、力を抜くくらいで
ちょうどいいんじゃないかな?」




そう言うと部長は、優しく頭を撫でてくれた。
頭を撫でるのは部長のクセだ。




夜久「部長.....子供扱いですか?」




少しむくれて悪態をついてみる。
頭を撫でてもらえるのは嬉しいんだけど.....
子供扱いをされてるみたいで、時々寂しくなる。




金久保「ふふ、ごめんごめん。
実家にいる時、妹たちにやっていたから、つい。



決して子供扱いしてるわけじゃないんだ。
可愛いなって思って」




部長は意識して言ってるわけじゃないのに
こっちが照れてしまう。




夜久「あ、あの.....インターハイの選手候補に
梓君は入るんですか?」




なんか気恥ずかしくなって、
話題を変えてしまった。




金久保「どうかな。
まだ確定したわけじゃないけど、
陽日先生は木ノ瀬君を候補に
考えているみたいだね」



夜久「ブランクがあると思えないほどの
腕前ですからね」



金久保「確かに腕は一流なんだけど.....。
団体戦にはちょっと不向きかな?」



夜久「宮地君と梓君が、
うまく協力し合ってれると嬉しいんですけどね」



金久保「そうなると僕も嬉しいんだけど.....。
あっ、そろそろ僕らも練習に戻らないとね」



夜久「そ、そうですね!」



早く仲間として打ち解けあっていけたらいいな.....
私も頑張らなくっちゃ!練習練習!!

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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月3日 17時

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