【木ノ瀬梓】ふりむいて木ノ瀬【Starry☆Sky】 (ページ25)

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ストーリー 24 ページ25

木ノ瀬はニコッと笑い、
月子先輩の顔を覗き込んだ。

あんな何気ない仕草でも、
ドキッとしないわけがない。

月子先輩にとって
木ノ瀬が年下で大事な部活の後輩だとしても.....
あれではドキドキしてしまうだろう。

部活中、木ノ瀬は月子先輩のところに行っていて
私のところには来てくれない。

私から話しかけることはあるが、
軽く流されて話を終わらせられてしまう。

私にも、かまってほしいなぁ.....。

宮地「木ノ瀬、準備をしろと言っただろ！
俺の弓を、まだたきせずに見据えろ」

夜久「み、宮地君.....すごい気合いだね」

木ノ瀬「でも、今の宮地先輩の目、
さすがにちょっと怖いんで、
身の危険を感じてます」

犬飼「せいぜい気をつけろよ～」

小熊「ど、どうなるんだろう.....」

木ノ瀬は龍のもとへ歩いて行く。

怖いと言っても
いつものマイペースを崩さない木ノ瀬。

龍もはりきってるようにも見えるんだけど.....。

3人も、2人のことが気になるようで
龍と木ノ瀬のもとへ歩いて行った。

夜久「.....大丈夫かな」

松本「さあ.....」

ガラガラ＿＿

金久保「よろしくお願いします」

ハラハラしながら2人の行く末を見守っていると、
誉先輩が道場に来ていた。