【木ノ瀬梓】ふりむいて木ノ瀬【Starry☆Sky】 (ページ23)

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ストーリー 22 ページ23

木ノ瀬「いいですね、自然体な宮地先輩。
僕も見てみたいな」

松本「木ノ瀬、聞いてたの？」

木ノ瀬「いや？今、近くを通ったら、
槍が降りそうな話が聞こえたから
面白そうだなと思って」

宮地「.....木ノ瀬には関係ない話だ」

夜久「ふふっ、梓君はいつも自然体だもんね.....」

木ノ瀬「夜久先輩？
打起しのタイミング見せてもらえません？」

夜久「えっ、どうして急に？」

木ノ瀬「夜久先輩の姿勢は美しいから、
参考になるかなって思って」

宮地「う、美しい.....だと？
やはりあいつの入部動機は不純だ」

松本「龍！リラックスリラックス！」

宮地「木ノ瀬.....夜久の練習の邪魔をするな。
打起しのタイミングは俺が見せてやる」

木ノ瀬「僕は、夜久先輩の打起しが
見たいんですけど」

宮地「俺が教えてやると言ってるんだ。
さっさと準備しろ」

木ノ瀬「え、今ですか？」

宮地「お前が、打起しのタイミングを
見たいと言ったんだろう？」

夜久「あっ、宮地君！」

そう言うと龍は木ノ瀬に
打起しを見せるための準備を始めてしまった。

木ノ瀬「僕は夜久先輩の射形が見たいのに」

木ノ瀬は龍に聞こえないようにぼやいた。

その隙を狙って、
影から2人のやり取りを見ていた
部員達が木ノ瀬に話しかける。