【木ノ瀬梓】ふりむいて木ノ瀬【Starry☆Sky】 (ページ16)

今日:27 hit、昨日:1 hit、合計:12,431 hit

ストーリー 15 ページ16

月子side

木ノ瀬「夜久先輩、
いつから弓道をやってるんですか？」

夜久「え？えーっと.....」

宮地「.....おい、聞いているのか？」

松本「ねぇ、木ノ瀬～.....;」

金久保「木ノ瀬君？」

木ノ瀬「道場とか通ってました？
どこで射形を習ったんですか？」

夜久「どこでと言われても.....。
高校から始めたからここ.....？」

木ノ瀬「ここですか！へー！」

木ノ瀬「ちなみに天文科って聞きましたが、
いつもは.....」

宮地「おい！いい加減にしろ。
それに、まだ部員でもない奴が
うちの部員に馴れ馴れしく触るな

そんな適当な気持ちで入部されたら迷惑だ！
夜久から手を離して、今すぐ出て行け」

犬飼「宮地がキレた.....」

小熊「ひぃー！怖いです～！」

松本「隆文先輩、木ノ瀬、無視.....」

犬飼「あわれな奴だな、お前は…;」

夜久「み.....宮地君！」

金久保「まぁ.....待って、
宮地君ちょっと落ち着いて。
木ノ瀬君も、いい加減な気持ちじゃないよね？」

木ノ瀬「当たり前です、部長。
入部させていただきますので
よろしくお願いします」

金久保「.....そう、それなら良かった。
こちらこそよろしくね」

宮地「.........部長、いいんですか？
本気か遊びかも分からないような奴ですよ

弓道は精神競技です。
こいつには精神を修練させようという
気持ちがまったく見えません」

金久保「宮地君、
1年生相手にそんなに怒らなくても.....」

木ノ瀬「宮地.....先輩、ですか？
よろしくお願いします」

宮地「俺は認めない.........」

金久保「せっかくの新入部員決定なんだから
宮地君.....もっと.....仲良く.....」