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ストーリー 14 ページ15

主人公side





今からは木ノ瀬との出会いの話。



入学式。
横暴な会長の挨拶を聞き、
唖然としながら宇宙科1年の教室に向かう。



もちろん1人。
女子が私しかいないからだ。



誰か知り合いと入学したわけではないから、
親しい人はいない。



それにずっと刺さる視線も痛い。



教室に着くと座席表を確認してすわる。



さすがに3年間1人生活はきつい.....。
誰か話せる人がほしい!



と、思い辺りを見渡すと、
自分の座る横列の窓際に黒髪がキレイな男の子。



わあぱっつん!
男の子にしては珍しい髪型で目を引く。



話しかけてみようかな?



考えている内に黒髪の男の子が、
身長の高い機械を持った男の子に
話しかけに行ってしまった。



あ…行っちゃった.....。



でも気にしない。話しかける!




松本「あ、あの、はじめましてっ!
私、松本Aって言うの、名前聞いてもいい?」



木ノ瀬「僕は木ノ瀬梓。よろしく」



天羽「天羽、翼…」



松本「よろしく!」




ここから毎日話すようになった。



私が弓道部に入った話をしたら天羽が、
「弓道部には月子がいるんだぞ!」
って嬉しそうに話してくれた。


最初とキャラ違うけど、人見知りだったのかな?



木ノ瀬は「弓道部ねぇ.....」とウンザリした顔をしていた。



何でもできる木ノ瀬には、
何なら話に乗ってくれるのか
悩みつつ毎日話題を探す。



木ノ瀬ともっと話したくて、もっと知りたくて、
気づいた頃には好きになっていた。



.........でも、木ノ瀬は月子先輩に出会ったら、
月子先輩に夢中になってしまったようだ。

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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月3日 17時

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