ストーリー 12 ページ13
松本「木ノ瀬.....弓道、してたの？」
木ノ瀬「ああ、松本ってそういや弓道部だっけ？」
犬飼「そーか、松本は宇宙科だったな。」
金久保「木ノ瀬君は中学の時、
個人の部で何度も優勝してる実力者でね。
陽日先生からの紹介なんだ」
3バカ「おお〜！」
宮地「.....ほう」
夜久「あっ.....！」
宮地「夜久.....どうした？知り合いか？」
夜久「知り合いってわけじゃないんだけど.....」
忘れられるはずがない。
彼のおかげで、的を射ぬく比較を
やっと見つけることが出来たのだ。
金久保「さっきも言った通り、
まだ入部すると決まったわけじゃなくて
今日はあくまで見学.....あれ、木ノ瀬君？」
犬飼「おっ、おい。
夜久、知り合いなのか？」
夜久「えっ？えっと.....」
白鳥「ずっとこっち見てるぞ？」
松本「木ノ瀬？」
小熊「ちょ、ちょっと、怖いです.....」
木ノ瀬君のことを考えていたら
いつの間にか本人が目の前に立っていた。
木ノ瀬「はじめまして、夜久先輩」
夜久「あっ、はじめて.....じゃないよね？
去年、私達.....」
木ノ瀬「え？人違いだと思いますよ。
僕、先輩に会うのは初めてです」
夜久「えっ、そうだっけ.....？」
木ノ瀬君本人は覚えてないみたい。
首を傾けて、
きょとんとした目で私を見てる。
夜久「そ、そっか。
私の勘違いかも.....」
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作者名：ちゃむPOP | 作成日時：2016年7月3日 17時
