【木ノ瀬梓】ふりむいて木ノ瀬【Starry☆Sky】

ストーリー 11 ページ12

金久保「それと、あそこにいるのが
副部長の宮地君、彼は.....」



木ノ瀬「.....」



金久保「.....木ノ瀬君？」



木ノ瀬「.....」



金久保「どうかした？」



木ノ瀬「.....あの人は？」



金久保「ん？どの人？」




うん、こんなものかな。
宮地君に弦を直してもらったおかげで
調子も良くなってきた。




宮地「よし、いったん休憩だ！」




集中していたせいか、
周りの変化に気付かなかった。



いつの間にか部長が帰ってきている。
その横には例の1年生の子...かな？




夜久「部長！おかえりなさい」




部長は私達のもとへゆっくり歩いてきた。




金久保「ただいま。
見学の子を連れてきたよ」



松本「え、？」



犬飼「部長！新入部員ですか？」



金久保「うーん、あくまで見学だから
新入部員候補ってところかな」



夜久「そうなんですか.....。
入部じゃないんですね」



白鳥「なんだぁ。せっかく、
部員が増えると思ったのに」



小熊「でも、まだ可能性はありますよ？
あくまで、候補ですからね」



松本「...き、木ノ瀬！？」



犬飼「ん？松本？」



宮地「部長、夜久から話は聞きました。
紹介してもらえますか？」



金久保「紹介するね。
宇宙科1年の木ノ瀬梓君」



木ノ瀬「はじめまして。木ノ瀬梓です」

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