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「…A、これ…」
翌日
実家に帰るねー、と言ってすでにまとめてあった荷物を取り出して玄関に走っていく彼女に心が痛む
俺と別れること、もうとっくの前に決めてたんだ、わかってたんだ
かなわないな…Aには。
「…なーに？これ…」
一枚の紙切れ
電話番号だけ書かれたその紙をAに送って
もう俺の役目は終わり
最後の俺の思い
「幸せになれよ、お前も。もう俺みたいなやつに…引っかかるなよ」
お前は優しいんだから
誰よりも、何よりも
俺の幸せだけを願って
愛してくれたお前は
俺なんかじゃなくて、もっとお前を大事にしてくれるやつと幸せになるべきだ
「……翔くん、大好き。だから…大野くんと幸せになってね、行き詰まったら連絡してよ。ふふ、
愛してるよ、これからも、ずっと」
最後に
一言それだけ告げ、じゃあね と出て行った彼女を
もう止める事は出来ない
名残惜しい
その感情はなかった
精々した
とも思わない
ポッカリ空いた8年分の記憶
でもそれを埋めるように今度は…
智くんが………
『今朝、画家の大野智さんに歌手にならないかというオファーが出されたそうですが…一体どうなるんでしょうね？』
………一体、彼はどこまで有名になるのだろう。
・
「しょうくん助けてー！！」
相葉くんのカフェに入ったとき、彼に泣きつかれたのは言うまでもない。
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りんね(プロフ) - satoshiikoさん» satoshiikoさんコメントありがとうございます。そうですよね、これじゃ翔くんがただの悪い人になっちゃうんですよ…、どうにか3人で幸せになれるようにと妄想を続けていますが、文才力がないため…あまり期待しないで頂けるとうれしいです。。笑 (2015年7月19日 0時) (
レス) id: b8faa09a0f (このIDを非表示/違反報告)
satoshiiko(プロフ) - 山信者としては、嬉しい展開なのですが、人としてどうよ！ 彼女さん、かわいそうですね。でも2人の想いが通じて嬉しい。これからどんな話が続くのかなあ？ 楽しみに待っています。 (2015年7月18日 10時) (レス) id: 48c930074b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんね
| 作成日時：2015年7月18日 10時
