先輩 １２ ページ12
ふと、声のした方に目線を移すと見たことのない男の子が2人立っていた
「あ、ニノー！！」
嬉しそうにその男の子を呼ぶ雅紀くんは私を抱きしめたまま離そうとしない
「困ってるじゃないですか、離してあげてくださいよ」
敬語…を、使うに年下なんだろうか…
足元に目を移せば上履きの色は黄色
一年生？
「え、ごめんねA」
しょぼん、って効果音が似合いそうな表情で私を見つめるとその腕を緩め私を離した
「ううん、平気だよ」
首を振って大丈夫、ってことを伝えたらにこりと笑顔を見せてくれる
雅紀くんの豊かな表情は見ててとても面白い。
「で、誰なんです？その方」
さっきニノ、と呼ばれた一年生が冷たい声で私を示した
その後ろからもう一人の男の人が
「その言い方は失礼だろ」
と呟いた。
「あ、紹介するね！A！柊Aって言うの！俺と同じクラスなんだよ！」
ぺこり、とお辞儀をすれば
「一年四組、二宮和也。そこの相葉さんとは小学校からの幼なじみでして、よろしくお願いしますねAさん」
さっきとはちがう優しい声で私を呼ぶ
「一年二組松本潤。俺も幼なじみなんすよ、よろしくどうぞ」
後輩が、増えました。
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りんね(プロフ) - 妃さん» 妃さん！ありがとうございます！続けられるように頑張ろうと思います笑 (2015年3月15日 15時) (
レス) id: 5e7c0e3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
妃 - りんねさん、来ましたよ！今回の作品も楽しみにしています (2015年3月15日 14時) (レス) id: cf7f5324e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんね
| 作成日時：2015年3月11日 19時
