【kn×syp】歪んだ愛に溺れる【wrwrd!】

さん ページ3

先輩に連れられ待ち合わせ場所だという居酒屋につく。

「あ、クソ先輩。後ろの人誰っすか？」

コネシマ先輩に話し掛けたのは少しクルクルした茶髪にアメジストのような瞳のこれまたイケメンな男の人。

「ショッピくんもおったんやな！コイツは部下のAや！A、こっちはショッピくん。おれの高校からの後輩やで！」

ショッピさんというのか。

コネシマ先輩の高校時代から後輩とか大変そうだな…

「ショッピさんどうも。AAです。コネシマ先輩がお世話になっております。」

「いえいえ、こちらこそ。クソ先輩が何かしたら言ってください。」

「なんや、お前ら。おかんか？」

「「先輩が頼りなさすぎなんです」」

「お、おう…？」

なんかショッピさんとは気が合いそうだな。と思い、にこっと笑いかけると何故か虚をつかれたような顔をされる。

え、なんで？

まあ、そのあと軽く笑い返してくれたので失礼があったわけではないらしい。

「おーい、きたぞー」

先輩が扉を開けるとそこは予想以上の広さの個室で、思ってたよりも大人数。

三十人くらいはいそうだなー。

「お、コネシマ！んじゃ、はじめるか！グルッペン乾杯してや！」

横からグラスを回されたので受け取っておく。

ウーロンハイ、嫌いじゃないし。

「それじゃあいいか？…乾杯だゾ！」

「「「乾杯！」」」

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