【疑問】 ページ10
ut side
さっきのやり取りを見て疑問に思っていたトントンの行動に怪しさが増す。
シッマがAちゃんとあまりにもイチャイチャしてるから目を逸らして他のメンバーの顔色を見ていた時、明らかにトントンの顔色が変わった。その直後にトントンはシッマの行動を阻止した。
何か隠している。
そう確信したのはトントンが無計画に物事を発した事と先程の発言だ。
トントンは僕なんかに圧倒されて言葉に詰まるほど脳無しじゃない。少なくとも今まで僕が責めても必ずトントンから言い返されてそれで納得して終わってた。
ただ、今回ばかりは納得がいかない。
チラッとシッマを見るがあいつは多分疑問になんて微塵も感じていないだろう。Aちゃんに気を遣うことに必死だ。
ゾムは…ゾムはどうだとゾムを目で探す。
ゾムを見つけ、1人だということを確認して傍に寄る。
zm「なんや大先生、寄ってくんなや。」
「えぇ…そんな事よりゾムさん、さっきのトントンの行動どう思う？」
zm「さっきって…あぁ、アレか。」
ゾムは少し考える仕草をして
zm「まぁ…おかしいっちゃおかしいかな。トントンがホンマに拠点に帰る事を最優先にしたのかもしれんけど俺はそうは思わんかったから。」
zm「あんだけ回復ポーションあってまだ夜来へんし傷治す時間も十分にあったにも関わらず傷が治りかけの状態で拠点に戻ろうなんて考えになかったわ。」
ut「そうやねんなぁ。さっき聞いてみたけど明らかに何か隠してるみたいな。」
zm「無理に聞く必要も無いんちゃん？トントンもトントンなりに考えがあるんかもしれんし。」
ゾムのその言葉にそうだなと納得する。
でも、気になる。Aちゃんに直接聞くのは流石に失礼かもしれない。
zm「なんや大先生。そんな気になるんか？」
「あぁうん、まぁ。」
zm「ふーん。」
素っ気なく返事をされたかと思うとズンズンとAちゃんに近づくゾム。
慌ててゾムの腕にしがみつく。
zm「…何やってんねん大先生、気色悪いな。」
「いやいやいやいや待ってゾムさん？気になるとは言ったけど本人に直接聞きに行くのはちゃうやん？ほら、順序ってもんがあるやん？」
zm「早口過ぎて何言うてるか分からんわ。でも本人に聞くんが一番やん。」
必死に止めるもいとも簡単に振りほどかれる。
zm「なぁAさん」
はい？と言いながらこちらへ視線を合わせるAちゃんを見て、あ、終わったと思った。
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みーたむ(プロフ) - めんつゆさん» いえいえ！次の更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年9月28日 23時) (
レス) id: eb95377d83 (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - みーたむさん» 読んでいただきありがとうございます！本当ですね...自分いつも「うる覚え」って言っちゃってるので間違えちゃいました…ご指摘ありがとうございます！ (2020年9月28日 17時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
みーたむ(プロフ) - いつも楽しく見てます！ただ誤字が気になったのでコメントしました。突然の来客の話のところで「うる覚え」と書かれているんですが正しくは「うろ覚え」だと思います。 (2020年9月28日 8時) (レス) id: eb95377d83 (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - ゆきなさん» そうですそうです...! (2020年8月29日 14時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 痣とかの事かな？tn氏が言いたいのは (2020年8月24日 6時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんつゆ | 作成日時：2020年7月19日 16時
