【真実】 ページ12
ht side
拠点に着いてすぐに大広間で何が起こったのか聞くこととなった。
gr「…早速なんだが、Aさん。何があった？」
『えっと…夜に拠点を出て前に探索に行った洞窟で夜が開けるのを待ちました。』
『それから渓谷を渡りました。渡り終え、しばらく歩いた所に洞穴を見つけました。そこで一日を過ごそうと思って入ったんです。』
それからAさんは言葉に詰まったかの様に淡々と動いていた口が止まった。
『…壁面に文字がありました。』
tn「俺ら以外にも人が居るって事か？」
『えっと書かれていた文字は…』
そう言いながら鞄から紙とペンを取り出し、何かを書き始める。
書き終えるとその紙を真ん中に置く。
目を疑った。
「ここへ来て30日目」
「食料は残り2個」
「地獄へ行った熱くてたまらない場所だ、しかしここへ行かなければボスを倒しに行けない私は帰れない」
「誰か助けてくれ」
「ヤツがくるヤツには逆らえない勝てない何故ヤツがいる？この世界はマイクラじゃないのか？助けて死にたくない殺さないでくれ嫌だすぐ近くで足音がする頼む向こうに家族がいるんだ嫌だ助けてやめ」
『ヤツがくる…からは赤黒い血文字みたいでした。』
os「血文字…」
zm「ゾンビとかやなくて？」
tn「ゾンビやったらゾンビって書くと思うけどなぁ」
『そのまま壁の文字を見ながら一日が過ぎました。その後…』
続きを口にしようとした瞬間、俯き震え始める。それに気付いたコネシマはすぐに声をかけた。
kn「ゆっくりでええからな。」
『はい…松明が急に消えて何も見えなくなりました。その時誰かに見られている感覚がありました。しばらく恐怖で震えてました。』
『…足音が奥の方から微かに聞こえたので誰かが来てくれたのかと思って少しだけ安堵したんです。……でも、その瞬間''姿の見えない何か''に襲われたんです。』
「姿の見えない何か？」
思わず声に出してしまった。Aさんは一瞬こちらを見るとすぐに目線を下に戻し、はいとだけ呟いた。
『初めに足を掴まれ、身体が宙に浮かんだと思ったら突然地面に叩きつけられました。』
『その後は…よく覚えてません。死ぬと思った時ゾムさんとエーミールさんの声がしました。これが洞穴で起こった事です。』
言葉が出なかった。なんて声をかけていいのか得体の知れない敵がいる恐怖に何とも言えない感情が襲いかかった。
そんな中ゾムが口を開く。
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みーたむ(プロフ) - めんつゆさん» いえいえ！次の更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年9月28日 23時) (
レス) id: eb95377d83 (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - みーたむさん» 読んでいただきありがとうございます！本当ですね...自分いつも「うる覚え」って言っちゃってるので間違えちゃいました…ご指摘ありがとうございます！ (2020年9月28日 17時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
みーたむ(プロフ) - いつも楽しく見てます！ただ誤字が気になったのでコメントしました。突然の来客の話のところで「うる覚え」と書かれているんですが正しくは「うろ覚え」だと思います。 (2020年9月28日 8時) (レス) id: eb95377d83 (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - ゆきなさん» そうですそうです...! (2020年8月29日 14時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 痣とかの事かな？tn氏が言いたいのは (2020年8月24日 6時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんつゆ | 作成日時：2020年7月19日 16時
