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【思い】 ページ35

you side


何が起こった…?


一瞬の事で何も状況が把握出来ていない。
目の前では意識を失ったコネシマさんに必死に呼びかける鬱先生。先程まで歩いてきたであろう炭鉱は爆発の跡が残っている。


ut「…Aちゃん?歩けそう?一旦拠点に戻ろうか。」


コネシマさんを肩に担ぎながらそう呟く鬱先生。


『はい…。あの一体…何が…。』


ズキズキと痛み出す身体に鞭を打つように立ち上がる。立ち上がる時にフラついて転びそうになると咄嗟に鬱先生が支えてくれた。


ut「…歩きながら説明するな?」


そう言いながら来た道を戻って行く。


ut「…クリーパーが来ててんよ。Aちゃんの真後ろに。アイツ音も立てずに来るからほんまタチ悪いねん。」


ブツブツと今までクリーパーに様々な仕打ちを受けて来た事を呟いた。


ut「あぁ…それでなシッマがそれに気付いてAちゃん庇って僕を奥の方に押し飛ばして…。」


『…それでどうなったんですか…?』


ut「…間に合わんかってんな。割と至近距離で爆発くらってたな…僕が見えた限りの情報やと。」


『…そんな……私が…』


ut「いやいや!Aちゃんは悪ないで。むしろ危険な事は僕らの方が十分わかってたのに連れてきてしまってごめんな?」


『謝らないで下さい…。この世界がどれほど危険なのかはよく分かりました…。』


ut「…シッマはな割とタフな身体やしそんな簡単に死ぬやつやないから。それにシッマが庇わんかったらAちゃんどうなってたか分からんで?」


その言葉に心臓の鼓動が速まった。
コネシマさんが庇ってくれてなかったら私は死んでいたかもしれない。人生で二度も死の境地を味わうなんてのは御免だと感じると共にコネシマさんに心から感謝しなきゃいけないと思った。


ut「途中、取った鉄で防具作ってて良かったぁ〜!これなかったらほんま間違えなく死んでたね。」


そう言いながらケラケラと笑う鬱先生。
そんな話をしながら歩いていると目の前が明るくなった。

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(プロフ) - 軍パロに比べるとマイクラはまだ平和な世界戦だ、、みんなが優しい(´∇`) (2020年10月4日 19時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - めんつゆさん» そんな大事な事を教えて下さりありがとうございます!!僕も異世界に行ってみたい… (2019年12月22日 21時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - rina06:shii2525さん» ありがとうございます!一応マイ〇ラが舞台です!のちのち違うのも付け加えていくと思います。 (2019年12月22日 20時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - ダイヤwwゾッさんw取りに行くの別に良いんかいw舞台はマ○クラ…やと!?むっちゃ続き楽しみです!更新ゆっくり頑張って下さい! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めんつゆ | 作成日時:2019年12月16日 2時

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