【d!】死んだと思ったら異世界に行っちゃった。

【ゲーム】 ページ28

you side


鬱さんとシャオロンさんの話を聞いていたが思ったよりも悲惨で言葉が出なかった。
もしかしてここに居る全員死にかけてここに来たって事？


そう考えてるとトントンさんが手を挙げた。


tn「…あのぉ…もうそろそろこの世界について詳しい話とかこの拠点の話とかせぇへん？」


gr「…それもそうだな。少しこの世界について話しておこう。」


『…お願いします。』


gr「まず、私がここに来たのは3年前。その時に手に持っていた地図がこれだ。恐らくこの世界の地図だろう。」


そう言ってテーブルの上に広がる地図。この世界がどれほど広いのかを物語っている。


gr「まぁ、私達が居るのはこの辺りだな。」


キュッと赤丸をつける。


gr「…この世界はここの地図に載っている所以外にもどこまで続いているか分からないほどの海、氷山、鉱山、ジャングルなど様々な場所が1つになっている。」


tn「マインクラフトってゲーム知ってたらその辺分かりやすいねんけどなぁ。たぶん知らへんやろ？」


マインクラフト…聞いた事はあるがどんなゲームかなんて一切知らない。


『すみません。わからないです…。』


kn「そのゲームの世界やと思うねんここは。外に居るモンスターも世界観も何もかもが似てる…というか同じやねん。」


ゲームの世界に…？異世界と言われても疑問に感じる上にゲームの世界だなんてそんな非日常的な事が現実に起こるのか…？


『…なんでゲームの世界に……』


gr「それは私達にもわからない。」


ht「……ここに居るモンスターはゾンビ、骸骨、爆発する緑色の奴がいる。骸骨はスケルトン、緑のがクリーパー。クリーパーはゾムみたいな見た目のやつだからすぐ分かる。」


そう言ってひとらんらんさんがゾムさんを指差す。確かにゾムさんは緑色のパーカーを着ていてそのパーカーには顔？らしきものが描かれている。


zm「ﾌﾞｯ、ひとらんそれは失礼ちゃうか？w」


ニヤッと笑いながらゾムさんが言う。そのやり取りを聞いて爆笑するコネシマさん。
笑った顔も絵になるなと思わず見とれてしまう。


ut「あっ、あと水辺には気をつけてね。溺死ゾンビに引きずられちゃうから！」


とゾンビのポーズをしながら言う鬱さん。
想像しただけでゾッと寒気がした。

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