【中毒】 ページ27
sha side
「俺がここに来た理由はちょっと馬鹿馬鹿しい話やねんけどな。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その日は友人と一緒に飲みに行ってた。明日は仕事が休みという事もあって、少しハメ外してもええやろと思ってた。
友1「おい!もうギブか?まだ1杯しか飲んでねぇぞ?w」
友2「相変わらず弱いなw」
「ふざけんな!まだ飲めるわw」
そう言い、目の前にあったジョッキに入ったビールをぐびぐびと飲み干す。
一気に飲み終え、「もう一杯!」と声を荒らげる。
友1「そんなんじゃすぐにバテるぞ〜」
いつもメンバーにも馬鹿にされる酒の弱さを遂に友人にまで馬鹿にされるようになった事に苛立ちを覚え次々に酒を飲み干していく。
もう何も考えられない。
呂律が回らず話しにくい。
視界がグラグラする。
友2「お、おい。大丈夫か?」
友1「顔真っ赤やでお前…」
「…さけぇ…もういっぱい…」
友人の心配など他所に酒を催促する。
次第に胸が焼ける様な灼熱感、それに伴う胸痛まで出てきた。
流石にやばいのか?と思ったがもう正常な判断は出来なくなっていた。
友2「も、もうやめとけって!!」
「なに…すんねん!!」
友人に酒を取り上げられ、勢い良く立ち上がった瞬間目の前が暗転した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ほんで気づいたらここに居ったってわけ。」
ut「シャオちゃんもなかなかやんな〜。」
僕と一緒やん?と笑う大先生。
『それって…』
と苦しそうに口を開いたAさん。
「…たぶん急性アルコール中毒ってやつやな。」
そう聞いた瞬間に唖然としていた。それもそうやな。いい歳した大人が聞いて呆れるよな。
「…もう死んでるかもしれんな?」
いつもの様に冗談混じりに笑いながら言うと、突然兄さんが立ち上がり
ni「……冗談でもんな事言うな。」
ギッと睨む瞳にゾッと悪寒がした。言い返そうかと思ったが兄さんは怒らせると怖いからやめとこう。
「…ごめんて。」
gr「まぁ落ち着け。兄さんも、Aさんが怯えてるから座れ。」
そう言われ渋々席に座る兄さん。
さて、この空気をどう変えたものかと悩んでいると
tn「…あのぉ…もうそろそろこの世界について詳しい話とかこの拠点の話とかせぇへん?」
とトントンが手を恐る恐る挙げ主張してきた。
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宙(プロフ) - 軍パロに比べるとマイクラはまだ平和な世界戦だ、、みんなが優しい(´∇`) (2020年10月4日 19時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - めんつゆさん» そんな大事な事を教えて下さりありがとうございます!!僕も異世界に行ってみたい… (2019年12月22日 21時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
めんつゆ(プロフ) - rina06:shii2525さん» ありがとうございます!一応マイ〇ラが舞台です!のちのち違うのも付け加えていくと思います。 (2019年12月22日 20時) (レス) id: 19818bbb1b (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - ダイヤwwゾッさんw取りに行くの別に良いんかいw舞台はマ○クラ…やと!?むっちゃ続き楽しみです!更新ゆっくり頑張って下さい! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めんつゆ | 作成日時:2019年12月16日 2時