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「分かった、、、
私で良ければ、よろしくお願いします。」
もう逃げられなかった
私とて恋愛対象に見たことはなくても
毎日ピアノを聞いてくれる目黒蓮に
こんな私と毎日話してくれる目黒蓮に
楽しい時間をもらっていたのは事実で
断る理由なんてなかった
蓮「ありがとう、
これから俺のこともっと好きにさせるから」
そう言って目黒蓮はニヤリと口角を上げた
きっと1ヶ月前の自分に話しても信じてもらえないような話だが
私はこの日から目黒蓮と付き合うことになった
実感は全く湧かなかったけど
でも、私はこの時
目黒蓮が最初に
"卒業まで俺の彼女になってよ"
卒業まで、、、そう言った理由を深く追求しなかった
その言葉の裏に隠された目黒蓮の気持ちに初めから気づいていれば
私たちの未来は少し変わっていたのかと今でも思う
卒業まであと約10ヶ月
私たちの恋が幕を開けた
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年9月27日 23時
