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蓮「今週の日曜日空いてる？」
「え、うん、、、」
私の家の近くまで来たとき、目黒蓮が週末の予定を聞いてきた
蓮「じゃあ、1日空けといて。どっか出かけよう」
「うん、、わかった」
これはいわゆるデートってやつ
イケメンは誘い方もスマートだなぁなんて感心するほど
蓮「じゃあ、また明日な」
陽もすっかり沈んだ夜の道
目黒蓮は私を家まで送り届けて、また歩いて来た方向へと戻っていった
大丈夫って言っても送るって聞かなかったんだ
からかわれてるとか、ふざけてるとか
そんなことじゃないってことぐらいちゃんとわかる
目黒蓮は本当に私のことを好きでいてくれているんだ
だからこそ、素直に偽りなく気持ちをぶつけてくれる
それなのに照れ臭いとかそんなくだらない理由で
私が立ち止まっていてはダメな気がした
前に進めと言われてる気がした
「今日はありがとう！」
去っていく目黒蓮の大きな後ろ姿に向かって声をかけた
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年9月27日 23時
