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蓮「俺と学年は一緒だよな？名前は？」
私の高校は上履きの色で学年がわかるようになっている
話が弾んだところで目黒蓮は名前を聞いてきた
「AAです。」
蓮「へぇ、いい名前じゃん。
俺は、目黒蓮。よろしく。」
「知ってる」
蓮「マジ？俺そんなに知られてんの？」
「当たり前でしょ、校内に目黒蓮を知らない人いないと思うよ」
蓮「っはは笑
そうなんだ。光栄だな」
なんて無邪気に笑うんだろう
外見は少しクールに見えるのに話してみるとまるで少年
垣間見える子どもっぽさが私の胸をドキドキとさせた
蓮「Aはさ、放課後よくここ来てんの？
」
いきなり呼び捨てされるのも、やっぱりモテる人は違うなぁなんて思ったけど嫌な気はしなかった
「うん、ほぼ毎日かな。」
蓮「じゃあさ、俺もまた来ていい？」
私のピアノにそこまで興味を持ってくれたのだろうか？
少し恥ずかしいけど嬉しかった
「うん、もちろん！」
蓮「よっしゃ！」
ガッツポーズする目黒蓮に思わずこちらまで笑顔になってしまった
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年9月27日 23時
