関西喰種【wrwrd×東京喰種】

30番 ページ30

ちなみに、
グルッペンはドイツ語
トントンはロシア語
オスマンはトルコ語
を喋っています。

自分でもわかんなくなってきたのでここからは翻訳つけます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

？？「………なにいってるんや？」

tn「あ、ごめん。外国の言葉やで。」

？？「ふぅん、」

外国、は知っていた。
親が言っていた。
ここは日本という国で、遠くには、ちがう言葉を話す人たちがいる、そう聞いていた。

？？「おまえらは、がいこくからきたの？」

tn「オスマンとグルッペンは、外国で産まれたんや。俺は帰国子女やで。」

os「俺産まれたん日本やで……」


オスマンの髪の色が、微かに薄くなる。

tn「………わかりやすいなぁ、オスマン。」

os「……Kapa çeneni(黙れ)」

tn「Извините меня за невежливость.(失礼なことを言って、申し訳ございません)」

gr「母国語喋りスギィ！」

os.tn「「お前やろ！」」

と、一悶着あって。





os「そうや、名前聞いてないな。」

tn「ハッ！！忘れとった！」

gr「そうだな。おい、ちっこいの、お前名前は？」


今更である。

しかし、この問いに困ったのは子供だ。


？？「おかあさんは、おれのこと「緑色」とか「悪魔」とか「化け物」てよんでたで。」

子供は、どの言葉の意味も知らない。

？？「「喰種」とよばれたこともあるで。」


その言葉に、場の空気が凍りついた。





gr「…………喰種？」

？？「ぐーる。おまえはぐーるだっていわれた。」

gr「…………赫子…は……？」

聞いたことのな単語に首を傾げる。

os「赫子っていうのは、体から出てくる赫くてうねうねする……しないのもあるけど、そういうやつ。」

？？「かぐね？“これ”？」


子供はトントンの肩から飛び降りて、上手に着地した。




次の瞬間、その場にいた者は息を呑んだ。









tn「嘘やろ………５歳で？………」

os「Bena …(うわぁ……)」






子供は、自分の体の1,5倍ほどある、立派な鱗赫をだしていた。

太い幹のような赫子が三本。
所々、実がなるように赫い塊がぶら下がっている。


？？「こればくはつすんねん。どぉーんって。」



手を大きく広げて、表現する。

？？「ばくだんにしてなげたりもできるねんで！」


自慢げに言う子供に、「二人」は、唖然とするばかりだった。



gr「かっ……」









gr「かっけえええええええええええええええ！！！」

30番→←29番

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す