検索窓
今日:6 hit、昨日:27 hit、合計:122,690 hit

29番 ページ29

やってきたのは豪華なお屋敷。

グルッペン宅である。

子供は、住宅街や繁華街で育った為、こんな大きな建築物を見るのが初めてだった。

不安に苛まれたが、危険になったらこいつを殺せばいいと、覚悟を決めた。

ボロボロの緑色のフードをギュッと、顔が完全に隠れるまで被った。


gr「帰ったゾ。」

??「お帰りグルさん……え、何その子。」

??「うわー!ショタやん、夜食?」

グルッペンと同年代と思われる人物が二人いた。

一人は、歳の割に身長が高く、あかいマフラーを首にまいた眼鏡の男。

そしてもう一人は、茶髪、子供は女だと思った。

gr「そうだ、うまそうやなーと思って。」

??「わーい!下半身ちょーだい!てか殺す前にヤらせて。」

??「はぇ〜、誘拐ですかぁ。」

gr「そうや、ちっこいの。紹介しよう、トントンとオスマンだ。」

グルッペンがそういうと、オスマンは子供に近寄って笑った。

os「かわいー、こんばんわぁ。」



??「………だまれくそあま」

os「……………………」





空気がピタッと止まったような感じだ。

グルッペンは必死に笑いを堪え。
トントンは心配そうに見ていた。

彼を怒らすと怖いのだ。




os「…………聞いた?女の子やって!うれしーわぁ」

オスマンはパッと振り返って笑顔で言った。
茶髪が、先程より若干濃くなっているのをトントンは見落とさなかった。


tn「えー、めっさ怒ってますやん……髪にでてるで」

os「マジか、抑えたつもりやのに…」

??「おとこか?」

不思議そうに首を傾げていた子供が聞いた。

os「ちがうよー、 JCだよー。」

??「じぇいしー?」

os「女子中学s……」

tn「オスマンは男やで。」

gr「wwwwwwww」

子供は、よくわからないが、とりあえず男、ということにした。
オスマンは軽々と子供を抱き上げ、観察した。

os「……とりあえず、君は今晩部屋に来いよ、抱いてやっからな。」

??「やだ。」

子供は本能的に断った。
オスマンから、トントンが子供を抱き上げ、奪った。

tn「やめなさい、可哀想やろ…」

今のところ、この男が一番殺意が低いのが子供にはわかっていたので、子供はトントンの肩の上に登って頭を掴んだ。

tn「おや、可愛げあんなぁ。何歳やろ。」

gr「ずるいぞ、一人だけ懐かれて。確か5歳だ。」

tn「 5 лет?молоды……」

gr「Wäre」

os「Lütfen japonca konuş」






??「?????」

30番→←28番



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
232人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 投稿楽しみです!頑張ってください! (2020年1月30日 20時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - 面白いです!元から一緒にいるのではなく、捕虜という形で打ち解けていくっていう設定がもう好きです!頑張って下さい! (2020年1月30日 7時) (レス) id: d538ff0020 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます (2020年1月30日 2時) (レス) id: 65016211cf (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 初コメ失礼します…喰種とwrwrdの組み合わせって天才ですか?神ですか?最高です頑張ってください! (2020年1月28日 21時) (レス) id: 0734d8027b (このIDを非表示/違反報告)
アメノエナ - 面白かったど〜!応援してます頑張ってください! (2020年1月28日 16時) (レス) id: ade8211ab6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:某豆氏 | 作成日時:2020年1月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。