17番 ページ18
『よろしくお願いします』
頭を下げる。
ちらりと顔を見ると、嫌そうではなかった。困ってはいるが、放置することもできないと言った感じか。
みかねたメンバーが助け舟を出す。
zm「エミさんは凄いなんで！
生物学の教授にして「喰種専門家」！
ドイツの「喰種研究組合」の組員もしてはんねん。」
tn「「GFG」な」
喰種が喰種の研究機関に……一種のスパイだろう。
しかし、大学教授なんか、人間でもよっぽど頭が良くないとなれないのだ。
本人は「そんな……」と満更でもない様子。
『専門家になるまで相当な時間が必要だったんじゃ無いんですか？』
em「いや？結構簡単でしたよ？」
帰ってきたのはかなり予想外の答えだった。
em「関西の喰種って、特殊な赫子を持つ喰種がめっさ多いんですよ。」
『特殊……？というと？』
em「そうですね、赫子の一部が爆発したり。」
zm「ワシやないかい！」
em「喜怒哀楽により容姿や赫子の形状が変わったり。」
os「俺やん」
em「五百メートルを超える射程があったり。」
ut「僕ですやん。」
em「特殊な電波を発してRcゲートすり抜けちゃったり。」
sha「さす俺」
em「他にも一杯いるんですよ？
こんだけ研究材料がいたら、あっという間に登り詰めることができますよ。」
oh………
そんなチート級の赫子を持つ喰種がわんさかいるということか。
いったい何があったらそうなるんだ、気候の問題？。
しかし、喜怒哀楽により容姿や赫子の形状が…………
再生能力を完全にコントロールできれば可能………なのか？
オスマンサンスゴイ……。
os「気になる？俺の能力！」
『！！』
相変わらず可愛く聞いてくるものの、思っていたことを的確に当てられたので怖かった。
そんなに顔には出てない筈だけど……。どちらかというと愛想はいい方じゃ無いし。
ht「おっ、オスマン七変化始まんの？」
zm「よっしゃ、久しぶりに見たい！」
無邪気に喜ぶひとらんさんとゾムさん。
shp「あー、見た目変わる能力。
俺まだ見たことないっす。」
ci「僕もです！」
後輩たち(仮定)も見たことのないようだ。
私も普通に好奇心が勝ってしまっている。
警戒したって今更だよね。
『見てみたいです！』
オスマンさんは「楽しそうに」ニッコリ笑った。
os「よぉし！見てて。」
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狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月30日 20時) (
レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - 面白いです！元から一緒にいるのではなく、捕虜という形で打ち解けていくっていう設定がもう好きです！頑張って下さい！ (2020年1月30日 7時) (レス) id: d538ff0020 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 続き楽しみにしてます (2020年1月30日 2時) (レス) id: 65016211cf (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 初コメ失礼します…喰種とwrwrdの組み合わせって天才ですか？神ですか？最高です頑張ってください！ (2020年1月28日 21時) (レス) id: 0734d8027b (このIDを非表示/違反報告)
アメノエナ - 面白かったど〜！応援してます頑張ってください！ (2020年1月28日 16時) (レス) id: ade8211ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：某豆氏 | 作成日時：2020年1月18日 23時
