(( ぽんこつ少年 × わちゃわちゃ少年 )) ( 仮 ) ←

　　▼　　9　　.　　ないしょ話 ページ9

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紫「 ま 、 いーや っ 取敢ず食べましょーう 」








望「 濡れおかきお前 、 ちゃんと食いきれよ ？ 俺Aとｹｰキ食べとくから … っておい !! 」









紫「 あーん ♪ 」






一人でぶつぶつ云ってるのんちゃんを他所に 、 紫耀は私にｹｰキを食べさせようとしていた 。




紫耀はすっごく笑顔だけど …






あーん、なんて恥ずかしくて …






貴「 出来るか っ 」






紫「 えぇ 何でやねん ！ 」





望「 何でやねんちゃうわ ！ 俺は ？俺の立場悲しすぎやろ 」









はあ … 、

またｷﾞｬｰｷﾞｬーと二人の云い合いが始まる 。







私は軽く溜め息を吐きながら 、
二人を横目にお菓子をぱくぱくと食べ進めた 。








望「 大体なぁ ！ おま 、 Aのこと好きじゃないくせにあんなことすんなや ！ 」






紫「 ん ？ 好きだよう 」







望「 ちゃうねん 、 そーいう好きちゃうくて … 」








のんちゃんがそう云いかけた瞬間 、
紫耀が目一杯背伸びしてのんちゃんの耳元に顔を近付け何やらぼそぼそと呟く。







… 何話してるのかな ?







結局何も聞こえないまま
紫耀がのんちゃんから離れる 。








望「 な … な … な … ！ 」





のんちゃんは口許を押さえながら 青ざめていて


紫耀はやけに にこにこ 。









貴「 何なのよ … 」









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