(( ぽんこつ少年 × わちゃわちゃ少年 )) ( 仮 ) ←

　　▽　　4　　.　　忘れ物　 ページ4

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紫「 てか のんちゃん 〜 。 もう間に合わないから 今日行かないでおこ ！ 今からじーこに電話しますよーう 」


　

望「 ああ 、 せやな ！ … ってなるかい ！ ﾉﾘﾂｯｺミさせるな ！ 」


　


漫才的なことを始めた二人を他所に 、
食器の片付けを再開させる 。


　

こんな奴等に付き合ってる暇なんか無いし 。


　


　


望「 ほらあ 、 はよ行くぞ 」


　

紫「 ああ 〜 待って待って 山Ｐが 」


　

貴「 … 早く行け 馬鹿共 」


　

ばたばたとしている二人を見ながら
あたしはそう小さく呟いた 。


まだ色々することあるし 、
行ってくれないと困るもん 。


　

　



望「 じゃあ今度こそ行ってくる ！ 」


紫「 へい 、 平野頑張ってきます 」


　


貴「 あいあい 、 行ってら 」


　

ぶんぶんと手を振りながら 、笑顔で出ていく二人を
あたしは至って冷めた目で見詰めながら手を軽く振り返す 。


　


ふう … やっと行ってくれたよ 。


　




　

紫「 ちょちょ ！ 山Ｐより大事な忘れ物 ！ 」




　

… っおい 、 又かよ 。


心の中で軽く突っ込む 。

　


貴「 何忘れたの 、 」


　




　

紫「 んーとね 、 これだよ 」


　


… 紫耀はにっこにこの笑顔であたしの頬に口付けを落とした 。


　



　



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