(( ぽんこつ少年 × わちゃわちゃ少年 )) ( 仮 ) ←

　　▼　　11　　.　　引く ページ11

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ぶーぶー 云ってる二人を全く無視して
半ば強引に家から追い出す 。





紫「 あーん … 濡れおかきが … 」









貴「 濡れおかきならどーぞ持っていって下さい 」




紫「 でも 、 Aの家で食べた … 」






望「 紫耀 、 帰るぞ 」







駄々を捏ねる紫耀の言葉をのんちゃんが鋭く遮った。



さっきまであんなに
ぶーぶー 言ってたくせに 。






紫「 え 、 でも 」




望「 いいから 」








朝と同じように紫耀の襟元を掴みながら
ずるずると玄関まで行くのんちゃん 。









望「 お邪魔しました 。 」




やけに礼儀正しい。





… 正直 ちょっと気持ち悪い気もするけど 。







紫「 ううﾞ ばいばいですよ 」








それと同時に勢い良く音を立てながらドアが閉まる。




出ていけ 、 とは言った割に

地味に寂しい 。





しかも微妙にのんちゃん冷たかったし … 、









大きい溜め息を吐いてから
私は残りのケーキを一口 口に運んだ 。






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紫「 のんちゃーん 」




紫「 望ぅ 」




紫「 小瀧 〜 」





望「 うるさい 」




紫「 さっき 、 何であんな態度したんですかあ ー 。 」









望「 紫耀 … 。 いいこと教えたるわ 」




紫「 えっ 何ですか 何ですか ？ 」









望「 押して駄目なら引けばいいんや ！ 」









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