ワｹ有寮母は高校生 ! ** KANSAI

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とても唐突に 、 その瞬間はやってきた 。






神「 … よし !! 」




「 んが 。 … 吃驚したぁ 、 何 」





リﾋﾞﾝｸﾞでテﾚﾋﾞ鑑賞中 、

何時の間にか隣に居た智くんが
急に大声を出して



女子らしくない奇声を漏らしたあたし 。



… 酷い奴だな 、 んもう 。






望「 何やねん 、 また何かすんの 〜 ? 」




廉「 えぇ 、 俺今 のんちゃんとゲｰﾑやってる 」




大「 僕 嵐さんの曲聴いてる 」




柊「 俺 黒く成る努力しとる 」




康「 、 お 、 おれは … 」




神「 無理につなげんでええ 」







関西人が集まると 、 どうもこうなる 。




乗り切れてないのは
流星さんに先輩に 、 それと紫耀 。



りゅうはきょとんって智くんを見つめてる 。






それにしても智くんは
一体何を思いついたのか 。







神「 俺らさー 寮生活してだいぶ経つやん 」




廉「 俺 まだ1年も経ってへんけど 」




柊「 廉はな 。 他は1年以上此処に居んねん 」




流「 僕もー 、 居ませんよ 。 」




藤「 流星はえーの 〜 」







かわいそうになぁ 、


さっきから智くんの話が一向に進まない 。




紫耀が「 あげる 〜 ! 」 なんて渡してきた濡れおかきを
口に含みながらその光景を暫し見詰める 。








神「 いいから黙って聞けい 」




「 で 、 何 。 」




平「 かくれんぼでもするのかな − 。 ねー 流星 〜 」




流「 しないと思いますよ − 」








今度は紫耀とりゅうを無視して
口を開いた智くん 。






神「 せやからさぁ 、 普段云えないこともたくさんあるわけやん 」




廉「 え ? 俺云えますよ 。 Aのばー … 」




「 あ ? 」




望「 まーまーま ! 」








そうだよ 、 永瀬の野郎は
常日頃関係なくあたしに暴言吐いてるよ !


… って反抗してやりたかったけど

智くんの目がほんとにやばそうだったので
口をつぐんだ 。








神「 なのでー 、 皆で云い合おうと思います ! 」









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