ワｹ有寮母は高校生 ! ** KANSAI

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爺「 私は何もやっていないんだ ! 」




望「 そのポｹｯﾄに入ってんのは何やねん 」




爺「 此れは その … 」




望「 知ってるか ? 其れはAのお気に入りのやつなんやで ! 」




「 もうほんと消えて此奴 … 」







其処まで云わなくていいっつの !




無言で睨みあげると
のんさんは てへへと笑い誤魔化した 。







神「 そろそろ認めんと 、 蹴り 飛ぶで ? 」





… 蹴り ?




あたしが首を傾げると
永瀬によっておずおずと前に出された先輩 。





あぁ 、 先輩のムｴﾀｲか !!






廉「 先輩の登場でーす 」




爺「 何なんや … この 、 ほっそい子は 」




康「 ガﾘやないで ! 此処 ! 此処に筋肉あんねんで ! 」




柊「 康二 、 その足で筋肉自慢されても滑稽やわ 」






… 確かに 。




必死に訴えれば訴えるほど
可哀想になってくるよ 先輩 。





でもまあ 、 こっちにはムｴﾀｲあるんだし

もう勝てるよね !








爺「 ふん … そんな奴に何が出来んねん 」




神「 お 、 云ったな ? じゃあ蹴らせるで ? 」




藤「 痛いんやで 」






それでも頑として謝罪しない爺に
智くんはキレたのか 、



遂に

先輩に「 はよ蹴れ 」 と命令を下した 。






廉「 康二くん 、 いったれー ! 」





流石にやばいと思ったのか 、

先輩の足が宙に浮いた瞬間に
走り出し 、 階段へと逃げ出した 。





望「 あ … 逃げた ! 」





どうしよう 。



そう思ったのは束の間で 。







｢｢｢｢｢ あ ｣｣｣｣｣






爺「 う 、 うわぁあ !? 」






爺が叫んで 、
1段滑って転んだ 。




上からやってきたのは 、

いつものへらへらした笑みを浮かべた平野紫耀 。







平「 もう 。 吃驚させないでくださいよ 〜 」






ただし 、

上半身裸である 。









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