ワｹ有寮母は高校生 ! ** KANSAI

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既にとっぷりと日は暮れ

辺りは真っ暗に 。






「 うう … 見つからないよう … 」




大「 Aが紫耀さん化してんねんけど 」




廉「 紫耀化 ? まじきもいんですけどー 」




「 黙れい 」







っつか永瀬 、 君 関西人じゃん 。


関西人が
ちゃらい標準語使うな ! (




とかなんとか考えて
テｰﾌﾞﾙに腕投げ出し顔つっぷの状態で嘆くこと2時間弱 。







柊「 俺らも捜すで ? 」




康「 のんちゃん知ってるんやっけ 、 何 ? 」




望「 や 、 俺の口からはとてもとても !! 」




「 云ったら息の根止める 」




神「 やさぐれとる 」








だってさぁ 、
云ってって云われても


云えるわけないじゃん 。



下着だぜ ?
あたしも一応女子だもん 。







藤「 そんな大事なもんならはよ云え ー 」




大「 まあ流星さんの事件よりは大事でしょうね 」




廉「 大吾 、 しーっ 」






… 自分の御気に入りの下着と
元カﾉとお揃いのボｰﾙﾍﾟﾝ 。



うーん 、 どっこいどっこいな気が … 。






「 あれ 、 紫耀は ? 」




康「 風呂や 」




廉「 行くな覗くな 失せろ変 態 」




「 行かんし覗かんわ ! お前は紫耀の彼女か ! 」




廉「 … 彼女やって 、 大吾ごめんな ! 」




「 頬染めんな その気になんな 」




大「 ん 、 なんのこと ? 」






此奴ほんと紫耀と大ちゃん大好きだよなぁ …


でも紫耀は残念ながら
とーまと先輩大好きだもんね 。



ってかあたしのことも大好きだもんね ! (((






そんなことぼんやり考え
外を見たとき 。





再び見てしまったのです 。




暗闇に浮かぶ黄色い淡い光
ゆらゆらと揺れたり止まったり 。




あれは






「 ひ 、 ひ ! ひとだまぁぁ !! 」




神「 え 、 まじか ?! 」







ぞろぞろと窓に集まる男子 。


顔べたーってくっつけて
… なんて汚い … 。




あたしもゆっくりその後を追った 。









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