三十 ページ32
Aside
「またなー!」
「うん、ばいばーい」
悠仁に手を振り、寮に入る。
二階にある自室に行って荷物を置き、部活着から部屋着に着替える。
そしてまた一階に降り、食堂に入る。
おぼんを持ってキッチンへ。
お茶碗にご飯、お椀に味噌汁をよそい、平皿におかずを少し盛り付ける。
おぼんをテーブルに置き、椅子に座ってご飯を食べる。
8時を過ぎていたからか、休日だったからか分からないが、食堂にいる寮の人は疎らだ。
団らんスペースにでもいるのかも。
ご飯を全て食べ終え、お皿を流しへ持って行く。
お盆は拭いて定位置に重ねる。
一旦部屋に戻って少し勉強をする。
頭から宿儺さんと悠仁のことが離れないまま向かったので、内容がほとんど頭に入らない。
ずっと上の空な状態だ。
気分を変えよう、と思って浴場へ行く。
脱衣場には2、3人の着替えが置いてあって、
誰かが入っていることが分かる。
お風呂から上がるとこの日の疲れが足に出てきた。
急いで髪を乾かして、部屋に戻る。
備え付けのベッドにダイブすると、一日の足の疲れがすーっと取れていく感じがして気持ちがいい。
あ、やば………睡魔が……
−−−−
下を見ると、赤黒い水。
上を見ると、剥き出しの背骨と肋骨。
前を見ると、積まれた誰かの頭骨。
「……ここどこ?」
1648人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うゆに塩湖(プロフ) - あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! (2023年1月1日 18時) (レス) id: 438eeb11ca (このIDを非表示/違反報告)
うゆに塩湖(プロフ) - 箱さん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます! (2022年12月7日 19時) (レス) id: 438eeb11ca (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月7日 18時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
うゆに塩湖(プロフ) - 言い訳−宿儺って死後に呪いなったの今気づきました。…でもいいよね、夢小説だし……。ね?ね?? (2022年11月27日 22時) (レス) id: 438eeb11ca (このIDを非表示/違反報告)
うゆに塩湖(プロフ) - Ashleyさん» コメントありがとうございます。ワクワクしながら読んで下さることが、本望です。更新頑張ります! (2022年8月31日 12時) (レス) id: 438eeb11ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2022年4月10日 16時