宿儺が愛した女性【呪術廻戦】

二十 ページ22

虎杖side(会話のみ)


Aに会えって……
大体俺、そのAって人知らないんだけど。


＿＿逢えば分かる


はぁ？
無理だろそんなん。


＿＿無理では無い。


何言ってんだよ。
お前、平安時代から封印されてたんだろ？
何で今の人知ってんだよ。


＿＿Aとは前世からの付き合いだ。結婚する契も交わしていたぞ？


おまっ…マジかよ？！
嘘つくなよ？


＿＿虚言ではない。Aに逢え。証明してやる。


でもよー、相手はお前のこと覚えてないんじゃねーの？


＿＿俺が呪いをかけた。本能は記憶している筈だ。小僧、早く歩け。Aが遠ざかる。


え…？
お前そんなことも分かんの？！
GPS付けてるとか無いよな？


＿＿何だそれは。聞いていなかったのか？俺の呪いがかかっているのだ。

知らんし。
伏黒たちに着いて行かなきゃなんねーから、そっちには行かねーぞ。


＿＿ﾁｯ 小僧、身体を変われ。俺が行く。


ダメだ。
お前勝手なことするに決まってる。
行くぞ。

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