アナタに堕ちる24秒前

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「 忘れさせてあげよっかって… 」








よく、漫画とかドラマで言う台詞だ。

この後の展開は、決まって抱かれる。

え、って事は私今から抱かれるの！？

初対面の、芸能人に！？









「 変な事考えてる？忘れさせてあげよっかって言った意味分かってる？＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿Aの中から、その男を消して…俺で埋めてあげるって意味。」



「 そう簡単に忘れれる訳ないでしょ。」



「 男で傷ついた心は、男で癒して消毒しないと。」



「 第一、西島さん芸能人じゃん。私一般人だし、ここに来てから後悔した。」









って私が言った瞬間目つきが変わり

近くにあったソファーに

押し倒される。









「 芸能人つっても、Aと同じ人間で、元々俺も一般人。芸能人ってだけで、恋愛しちゃダメってか？後悔しても遅い。もうここに居るんだから。」



「 …なんかごめん。」



「 分かったならいい。BARで話した時から、俺が忘れさせてやりたいって思って連れてきた。」



「 変態。」



「 男は皆変態なんだよ。」









私は、男の人の真剣な表情に弱い。

あの人といい、西島さんといい…

けど、今日は西島さんのお陰で助かったかも。

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