アナタに堕ちる24秒前

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浦「 どこ行ってたんだよー。」



隆「 こいつ表でスカウトされてんの。だから連れ戻してきただーけ。」







楽屋の前で居た浦田さんに
さっき私がスカウトされた話をしていた。


チラッと楽屋の中が見えたけど
そこには、誰もいなくて









浦「 もうこの時間になると、皆ステージ裏にいるんだ。個々でスタンバッてるから。行こうか！」









と、並んで歩く二人を見ながら付いていった。

発声練習をしてるメンバー
の中で與さんだけは、筋トレしてる。









與「 俺、皆みたいに歌上手ないからなぁ。まぁ筋トレは、アレや。好きでやってんねんけどな！」



「 お疲れ様です。裏で見てるんで、頑張って下さいね！」



「 Aも円陣するぞ！真司郎も早くこい！」



與「 え、いつの間に仲良くなってん。俺も仲良くなりたいし！仲良くなろやぁ〜。」



「 とりあえず先にLIVE行きましょう！」









二人の背中を押しながら
メンバーとスタッフが待ってる所へ


両はしには、隆と與さん。
手を握って「 行くぞー 」と気合い入れ。




一人ずつに、「 行ってらっしゃい 」と見送り









「 頑張って！行ってらっしゃいっ！」

パンっと背中を叩くと









「 うおっ。いてー。やる気出るわ〜さんきゅ！」





ニコッとして、スタンバイしに行った。

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