検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:45,675 hit

43 ページ46

目暮が携帯の不審な点を、説明している

樫塚「あ、あの男の人、そのあとのメールは、私のを使っていましたから…」

あ「フッ))」

目暮「にしても、受信送信メールがそれ一つだけとは…電話帳も真っ白だし、そんなに新しい機種にも見えんのだが…」

小五郎「額落ちした携帯を、安く買ったんじゃないですか?ほとんど、気づついてないし…」

目暮「それにだ。携帯と一緒に男のポケットに入っていた小銭や財布も引っ掛かる」

小五郎「小銭や財布?」

目暮「樫塚さんから奪った例のコインロッカーの鍵や、スタンガンや煙草やライターと一緒に、上着のポケットに入っていたんだが、小銭は全部で五千円近くあったんだよ…」

小五郎「ご、五千円!?」

蘭「そんなにあったら、じゃらじゃらして重いんじゃ…」

目暮「あぁ…しかも財布の中身は一万円札が二枚と五千円札が五枚、千円札はなんと四十七枚!!
妙だと思わんかね…」

小五郎「た、確かに…」

あ、安室「「あの〜すいません。もしよろしければ、そのポケットに入っていたというものを、見していただけませんか?


え?」」

蘭「わ〜!息ピッタリ!!」

あ「アハハハハ…(笑)


《ドックン!!》 !?!?っっ!!」

ヒナはその場に倒れ込んでしまった

安室「!?大丈夫ですか!?」

あ「えへへ、ちょっと転んじゃった!全然大丈夫♪」

安室「そうですか…!」

安室はヒナの手をつかんで起こした

蘭「大丈夫ヒナ?」

あ「全然大丈夫!!ねっ♪」





目暮「さ、これで全部だ。」

目暮が男のポケットに入っていた物を、探偵事務所の机に並べた

小五郎「こんなにポケットに入れてたのか〜…」

鍵は高木が調査しているため、ここにはないらしい

目暮「あ!そういえば樫塚さん」

樫塚「はい…?」

目暮「トイレの遺体の足元に落ちていた二枚のタオルのうち、片方のタオルの先が濡れていたようなんですが、何故だか分かるかね?」

樫塚「さぁ、私には…怖くて、ずっとうつむいてましたから…」

目暮「あ、それと…そのタオルのしたにあったブーツの靴紐の先に、結び目があって、ブーツに引っ掛かっていたんだが…」

樫塚「はい、あれは、子供の頃からの癖です。布製のスニーカーとかを丸洗いして干すときに、紐がそうなってると吊るしやすいって兄が…流石にブーツは洗いませんけど、癖だけが残ってて…」

もう、その兄もいませんけど…と、また涙を流し始めた

あ「……………」

44→←42



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 新一のいとこ , 天才   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:パステル | 作成日時:2015年2月28日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。