天才少女のいとこは…？ (ページ44)

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あ「小五郎さんがトイレに入ろうとしたとき、ちょうど依頼人からのメールが来たよね？」

ミディア「そして、ボウヤがトイレに入ろうとしたときも…」

コナン「それに、トイレの前の床にさ、何かを引きずったような跡が付いてたよ」

蘭、小五郎「えぇ!?」

安室「そう、恐らくその誰かは、依頼人を連れ込み、まだ隠れているんですよ」

あ「あの、トイレの中にね…」

バンッ!!

「「「「「「！？！？」」」」」」

トイレの中から銃声が聞こえた

すぐさまコナンとヒナが駆けつけると、一人の女性がガムテープで縛られていた

トイレの中を見てみると…

コナン「何!?」

女性「ん～！っん～！っ!!」

トイレに駆けつけると、そこには自分の方へ銃を向けて死んでいる男性の遺体があった…

すぐに警察が駆けつけ、先程縛られていた女性に、目暮が事情聴取をしていた

目暮「では、こういうことかね？樫塚圭さん、貴方はコインロッカーの鍵探しを、毛利くんに依頼するために訪れ、毛利くんの助手と名乗る男に出迎えられ、スタンガンで気絶されられ、気づいたらガムテープで拘束され、トイレに押し込まれていた、と…」

樫塚「はい、逃げないようにブーツを脱がされ、靴紐まで抜かれました…」

樫塚が目に涙をためながら答えた

目暮「そして毛利くん達が戻ってきて、トイレに貴方を監〇していることがバレそうになり焦ったこの男は、銃口を自分の口に向け、自〇したというわけだな…」

樫塚「…はい…」

目暮「しかし、あの男は何の目的で貴方をトイレに…」

樫塚「…ずっと、質問攻めにあっていました…。この鍵は、どこのロッカーの鍵だ。言わないと、殺すぞって…っ」

そこに、高木刑事が入ってきて、目暮を呼んだ

高木「目暮警部!!」

目暮「ん？」

高木「鑑識の調べでは、樫塚さんの体から、ほとんど発射残債は出なかったようです」

目暮「つまり、あの男は〇殺。樫塚さんの証言は、事実だということ…」

目暮が、樫塚の証言に納得した

高木「はい、恐らく…」

目暮「よし！まずはそのコインロッカーの所在を割り出し、〇殺した男の目的を調べろ！」

高木「はい！」

高木は目暮に返事をし、外に出ていった

しかし、コナンとヒナは、樫塚さんのことを怪しんでいた

目暮「しかしわからんなぁ…何でこの男は樫塚さんをここに連れ込んだりしたんだね？彼女が持っていた鍵が、どこのコインロッカーの鍵かを聞き出したかっただけなんだろう？」