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あ「うん…」
ここに来る前に、キッドの事について色々調べていたら、キッドはビックジュエルの一つ、パンドラを狙っているとか出てきたな…
あ「ごめん探くん！私トイレ行ってくるね！」
探「もうすぐキッドの予告時間だから、早く戻ってきてくれよ」
あ「分かってるよ！」
これは、直接見て
確かめる必要がありそうだな…
あ「ニヤッ))」
蘭「あれ、ヒナがいないよ？」
園子「もー！もうすぐキッド様の予告時間だってのに、どこ行っちゃったのよ！」
コナン(おかしい…あれから５分は経ってるのに、戻ってくる気配がない…)
探(もしや、ヒナがトイレに行った隙に、キッドがヒナを眠らして、変装しているのか…？)
コナン、探(でも、ヒナに限ってそんなことは…)
警備「キッド予告時間まで、あと２０秒!!」
先程から聞こえていたキッドコールが、警備の一人がそう言った時に、更に大きくなった
キッドの予告時間になっても、まだヒナが帰ってこない
コナンや探は、ヒナをさがしにいきたいと思っていたが、キッド確保のため、出口を塞がれてしまって、出るに出られなかった
警備「…10、9、8、7、6、5…」
予告時間5秒前になると、キッドコールが先程の倍でかくなった
ーーまた、同時刻、ヒナは屋上に来ていた
あ「5、4、3、2、…」
警備、あ「「1…
0!!」」
ﾊﾟﾁﾝｯ
指を鳴らす音が展示室に聞こえたと同時に、明かりが消えた
警備「奴のいつもの手だ!!照明!!」
照明「はい！」
照明が宝石が展示されているケースに明かりをともすと…
展示室の明かりがつき、宝石が入っているケースの上には…
月下の大怪盗“怪盗キッド”がいた
コナン、探「「キッド!!」」
蘭、園子「「キッド!!／キッド様ぁ♪」」
キッド「こんばんは、探偵諸君。今日の警備は甘かったみたいですね。中森警部もいないみたいですし
ではまた、淡い月の下でお会いしましょう」
ボフン!!
キッドは、煙でおおったあと、消えた
探「くそっ!!」
コナン(結局、ヒナは戻ってこなかったな…
…まさか…！)
コナンは一人、混雑する展示室から抜け出し、ヒナがいると思われるところに向かった
ヒナside
キッド『ではまた、淡い月の下でお会いしましょう』
私は今屋上で、宝石が入っているケースに仕掛けた盗聴機で、展示室の様子をうかがっていた
何故？今回の警備はいくらなんでも甘すぎるんじゃ…
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作者名：パステル | 作成日時：2015年2月28日 9時
