10ー過去編ー ページ12
秀「その話、詳しく聞かせてくれないか?」
あ「いいよ」
私の母さんと父さんね、組織に関わっていたの
でも、私が生まれてから組織を抜け出した
それからは普通に暮らしてたわ
でも、ある日、二人が同時刻別々の場所で、事故死した
その時は、殺されたなんて知らなかったし、調べはしなかったけど、海外に来てから色々調べてみたの
そしたら、ある組織の名前が出てきた
母さんはベルモットに、父さんはジンに殺された
事故死に見せかけて殺されてたみたいなの
でも、憎めない
憎んでも、母さんと父さんは戻ってこないから…
あ「そんなことかな」
二人とも驚いていた
こんな普通の子供が、色々なことを背負っている
ジョディ「それは、一人で調べたの?」
あ「うん、さっき見てたのも、組織の情報。貴方の名前も出てきたわよ、赤井秀一、コードネーム“ライ”」
秀「そうか」
すると、一本の木の後ろからある人物が現れた
?「それは本当か?ヒナ」
あ「…!
パパ…!?」
ジョディ「優作!!貴方がヒナの父親!?」
優「いや、ヒナは有奇子の双子の妹の娘なんだよ。
それよりヒナ、今言っていたことは本当か?」
あ「…うん、すべて真実。今言っていたことは私が全部調べたことだよ」
震えているからだを動かして、ごめんなさい…と頭を下げた
ヒナの目は涙でたまっていた
今までこの事を誰にも話したことがなかったのだ
秘密にいていた優作にまでバレてしまった
その時、誰かにギュッと抱き締められた
秀が、ヒナを抱き締めたのだ
秀「ヒナ、お前がどれだけ頭がいいのかはしらんが、まだ子供なんだ。
これ以上、組織について調べるのはやめろ。
いいな?」
あ「…うん…ごめんなさい…」
ジョディ「ねぇ優作、彼女、IQいくらくらいあるの?」
優「900だ。大学はもう卒業している」
ジョディ「えぇ!?」
優「8才で卒業していてな、銃の使い方も、私が射撃場に一回連れていっただけですぐ覚えてしまった」
ジョディ「…天才じゃない…!」
優「あぁ、だが本人の前で天才と言うのはやめてくれ。過去に色々あったんでね」
ジョディ「分かったわ…」
秀「もう大丈夫か?」
あ「うん、ありがとう…
赤井さん…?」
秀「秀でいいぞ(にこっ」
あ「パァァァ!)ありがとう秀!!(*´-`)」
ジョディ「ヒナ、私の事もジョディって呼んでね!!」
あ「うん!(キラキラ☆」
優「良かったなヒナ、友達ができて(^^)」
あ「うん!」
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作者名:パステル | 作成日時:2015年2月28日 9時