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105やすらぎのおと。 ページ46

「もしや、ずっと起きていたのか…?」

『はい……。 寝付けなくて……』

「そうか…。 ……土井先生が心配で、か?」

『…! …はい。』

「そうだったか……」


「ありがとうな、千尋」

『え……』

「半助め、着替えもしないでぐっすり眠っておる…。 こんなにも無防備にな、」

『あ、の……?』

「千尋、授業の時間まで、少し休ませてやってくれ。」

『!』

「土井先生の事、宜しく頼んだぞ?」

『はいッ!』

「……では、私はこれで失礼する。」

『あの…、山田先生は……』

「裏山に散歩にでも行こうと思うよ。 …昨夜はさぞ疲れたろう? 千尋も、時間までゆっくり休みなさい。」

『ありがとうございます…!』

「私はこれで失礼するよ。 ではな。」

『はい!』




「…千尋は、半助に随分と懐いておる。 …ー…いや、懐く、というよりは敬愛や信頼に近い……? …ともかく。」

「あんな表情をされて、どうしようかと思っとったが…。 どうやら心配無用だったようだ…。」

「……であれば、千尋の部屋は、あんな離れじゃなく、もっと近くにした方がいいかもしれんな。」

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一雨@(プロフ) - ししゃもんさん» わー!ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです! (2020年9月21日 17時) (レス) id: 48c7682557 (このIDを非表示/違反報告)
ししゃもん(プロフ) - 面白くて一気に読み進めてしまいました!応援してます(*^▽^*)! (2020年9月21日 6時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一雨@ | 作成日時:2017年2月21日 22時

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