戦いの果てには何がある… part１１『ダンボール戦機ウォーズ』

眠れる森ギラン３ ページ9

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ｻｸﾔ｢すっかり有名人だね、アラタとA｣




ｱﾗﾀ｢いや―、照れるよな｣




ﾋｶﾙ｢でも かなり誇張されているようだが？｣




A｢私たち 神威大門のスターになれるかも！｣





ﾋｶﾙ｢いつか本物の星になればいい｣



A｢なんですって!?｣





自分の世界に入りきろうとしていたAだが それはヒカルによって打ち砕かれてしまう。





生徒８｢あの すみません｣




ｱﾗﾀ｢へへ―ん｣





生徒８／生徒９
｢瀬名さん、小鳥遊さん！

サインください！｣






そういって色紙をAとヒカルに向けるがアラタは肩を落とす。





A｢私はあってるけど…｣



ﾋｶﾙ｢瀬名アラタはそっちだけど？｣



ｱﾗﾀ｢そこっ!?｣




生徒９｢え…｣

生徒８｢こっち？｣



生徒９｢そうなんだ どうする？｣


生徒８｢いいんじゃない？小鳥遊さんのオマケで貰っちゃえば｣





生徒８／生徒９
｢サインお願いします｣




ｱﾗﾀ｢あ、ああ…｣






ヒカルがアラタだと思われていたらしく 本物を目にすると女子のテンションが下がる。





ｱﾗﾀ｢はい…｣


A｢どうぞ！｣




生徒９｢ありがとうございました！小鳥遊さん… と瀬名さん｣





ｻｸﾔ｢あっはははははははは｣



ｱﾗﾀ｢何がおかしいんだよ！｣


ｻｸﾔ｢だってさ｣





ﾋｶﾙ｢くくっ…｣




ｱﾗﾀ｢ヒカル、お前まで！ハルキとAも何か言ってやってくれよ｣





ﾊﾙｷ｢急がないと遅れる。行くぞ｣


A｢先に行ってるからね｣




アラタは、唯一笑っていなかったAとハルキに助けを求める。




ﾊﾙｷ｢くっ…ｸｸｯ｣



A｢もうダメ我慢できない！本当おもしろい あははっ｣





ｱﾗﾀ｢なんだよ皆！俺がサインしたらそんなに変かよ！チキショー、ヒカルいつまで笑ってんだ。 サクヤもな！

もういい加減笑うのやめろって｣





A｢あ…｣


ｱﾗﾀ｢なんだ？アイツ｣



？｢(やっぱり、二人の時じゃないとダメだよね)｣





前を向くと帽子を被った金髪の少年と目が合うが すぐに逃げられてしまう。
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