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智「呼び方Aさんで良いかな?」
「はい!勿論大丈夫です!」
智「というか、学生バイトだとしてもQuizknockの人でしょ?凄いよね。」
「え、そ、そうですか?私なんて、周りの人に比べて全然劣っているんで…。」
智「でも、東大入ってるんでしょ?ウィキに書いてあるよ。」
「え"、見たんですか。」
智「えーと?『AAは2000年8月14日生まれ』…え、てことは21歳!?大学生!?」
「はい。そうですよ。智志さん28ですよね?」
いや、流石に最初から智志呼びは無理だ。それはファンとしてやめたい。心ん中では智志呼びだけどね!!
智「…あんまり年変わらな…いや、そんな事ないか。しかも、顔面の差がエグい。Aさんモテたりしないの?」
「んー、なんか同級生の話だと、勝手に私のファンクラブが作られてるそうです。」
智「なにそれ凄え…Aさん陽キャでしょ絶対に。」
YouTubeの通り、俺はこんなんだから…と嘆いている智志に言う。
「でも、私小学校から高校までは前髪クソ長メガネ陰キャでしたよ。」
智「え、マジで?」
「そうですよ。別に嫌われてもなかったし、だからといって表に出てる訳でもありませんでしたからね。」
智「そっから何をどう頑張ったらファンクラブが出来るんだよ…教えてくれよ…。」
「そんな事言われましても…。」
変な自慢になりそうだけどさ。分かんないんだよ、ファンクラブ作られる理由とか。私一切何もしてないのにね。普通に大学生活してるだけなんすけど…。
………。
智「そろそろ帰りますかね。」
「そうですね。あ、智志さんってどっち方面ですか?」
智「ん?こっちだよ。」
「あ!一緒ですね!」
智「おー、じゃ、途中まで同じかな。」
「はい!」
心ん中でガッツポーズ決めまくってるでやんす。最高。
さっきの話。後日談。→←…ヒュッッッッ。智志だぁぁぁぁぁ!!あの智志だよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
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作者名:幣 | 作成日時:2022年9月27日 21時