これどう考えたってあのアレのアレだね。 ページ16
Aside.
ピンポーン
「お?伊沢さんインターホン鳴りましたよー。」
福「今、伊沢居ないから、俺出るねー。」
「うぃーす。」
今更だが、福良さんの一人称「俺」とかヤバいな萌ゆる。
福良side.
福「ありがとうございまーす。」
配達員さんから、少し重い段ボールを受け取った。オフィスに戻って段ボールを置いた。
「開けてみましょうよー!」
やってきたAに催促され、俺は段ボールを開けた。
福「…何これ?」
中にあったのは……帽子?どっちかっていうと兜かも。…頭骸骨の上だけのやつに更に骨が付いてる。なんか後ろはモサモサーってしてて、多分頭が小さい人が被ったら、目の下まで行くんじゃない?って感じ。
「あー、これあれっすわ。私がAmazonで衝動買いしたやつですね。」
福「え?」
「なんか、ブ○ワイの『蛮族の兜』?ってやつに似てんなーって思って買っちゃいましたね!はい!多分、間違えてオフィス宛てにしちゃったんですね!」
(えーと、あの、写真は、はい。はい。うん。調べて。)
福「うん…まあ、似てるけど。」
「ですよねー!」
Aのファッションセンスは…なんだか良く分からない。というか、まずこれをファッションって呼んでいいの?
………。
渡「えー!なにこれカッコいいー!」
山「こうちゃん!僕も被るー!」
「えっちょっと、私まだ被ってないんですけど!?」
年下組は結構騒いでいたけどね。そんな面白いかコレ。とか、思っていたら、
河「何それ?兜?…こうちゃん、ちょっとそれ頂戴。」
渡「えぇ!?ダメですよ!」
「いや、それ私のだから!!」
河村まで…なんか魔法でも掛かってんの?
その後、伊沢と乾がオフィスに来たが、2人もこの兜に夢中だった。
やっっっと腕上げた気がしなくも無い。→←兄貴がいるんですよね。本当の兄弟とは別に。…あ、別に複雑な家庭とかじゃ無いからね!!
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作者名:幣 | 作成日時:2022年9月27日 21時