【d!】君は冷たい【kn】 (ページ11)

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君は冷たい11　kn side ページ11

二人のあとを追って店に入ってきたはいいものの、全く話し声が聞こえない。クッソ……

「(なんの話しとるんや…本物の恋敵はショッピくんやったか…幼馴染のロボロに集中しすぎとったか…何話しとるんや、何話しとるんや…ショッピ許さん…)」

ショッピくんがこちらの様子をチラチラと伺いつつ楽しげに会話をする二人

お似合いやなぁ……腹立つわ…

「(…A顔赤なった、あいつ何いいよった…告白とかしたんやったらどないしよ…)」

恥ずかしくて冷たくしてしまって告白もしていない俺がとやかく言えることではないし、勝手に気にして傷ついて、なんや俺

ut「あ、ショッピくんら出て行くで」

「……」

金のやり取りで少し言い合いしているようやけどお互いに出し合い、外に出ていこうとする…そのときに見えた頬が赤く染まったAの顔、かわええなぁ…付き合ったんやろうか……

「(お似合いやったな、二人とも…ショッピくんはええ奴やし、イケメンやし、Aも可愛くて性格も悪くないし、お互いおんなじ部活でもあるし…弱虫やなぁ、俺…最悪やわ)」

ut「…早よゲーセンいこうやぁ、俺ゲームしたいわ」

zm「ええなぁ。先生一人でプリクラ撮ってくれや」

ut「え"ぇ"っ！？ああいうんはみんなで撮るもんちゃうか！？」

rb「ひとぷりっ、てインステかなんかに載せーや」

ut「ぜっっったいいや！！！！！シッマどうする〜？」

「…行くかぁ」

zm「じゃあここの代金二人のどっちかが奢ってな」

ut「えっ…？？？？？割り勘ちゃうんですか…？」

rb「割り勘するなんか一言も言ってへんけど？」

ut「ハァア！？シッマ聞いた！？こいつらほんっま性格わっるいのう〜！！」

「…ここは俺が払ったるわ。俺が連れてきたしな。そんでさっさとゲーセン行くで」

ut「流石です部長！！」

zm「さすが部長！！大先生とは違うわ〜！」

rb「ごちそうになるわぁ！やっぱりケチる大先生とはちゃいますなぁ」

ut「ひっど！！！！！！」