【d!】君は冷たい【kn】 (ページ1)

今日:12 hit、昨日:21 hit、合計:90,474 hit

君は冷たい1 ページ1

『こねしまくん、今日の部活ミーティングに変わったよ』

「ん。」

私の方を向かずにスマホを弄って小さく返事をするコネシマくん…相変わらず冷たいなぁ

「Aちゃんやん、やっほー今日もかわええね」

『鬱くん。やっほ、う？』

ut「うーん…最初の頃よりマシになったな、よしよし」

鬱くんはコネシマくんのお友達でコネシマくんは友人の前では楽しそうにしているけれど私の前だと冷たくて素っ気ない。女子に冷たいというのは知っているので今更なんとも思わない。まぁ2年間同じ部活で過ごしていても未だに冷たいのは少し悲しいと思うぐらい

kn「もう、用済んだんやったら帰れ。大先生も声かけて話しとったら女に怒られるで」

ut「俺最近別れたばっかやから。Aちゃんかわええし1回デートしてみぃひん？」

『えっ、いやぁ…遠慮するね…』

ut「ぴえん」

『それじゃあもうまた予鈴もなるから、お邪魔しました』

ut「はーい。またね〜」

kn「………」

にこやかに笑って手を振ってくれる鬱くんと心底嫌そうにこちらを見るコネシマくん。私知らない間に嫌われるようなこと、しちゃったのかなぁ

(そろそろ素直になったらどうなんシッマ)
(今更無理やろ…絶対怖がられとるもん…)
(めんどくさお前)