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51話 ページ7

フラグ立てちゃったかなー、なんて思ったがコナン君と遭遇する事はなく、無事に晩ご飯を食べ終え、自宅へ向かっていたのだが……

「お、こんな近くに博物館あんのかー…立派だな」

自宅からそう遠くない距離に、立派な博物館が建っていた。
現在の時刻は19:40……帰ってもどうせ暇だし入ってみようと、受付のお兄さんに声をかけた。

・・・
・・


静かな外観とは裏腹に、中は多くの人で賑わっていた。

?そんな珍しいモンでもあんのかね
首を傾げつつ、入口に近い物から順に見ていく。

ガラスケースの中では、昔使われていた武器や器具、民族衣装等、様々な品物が展示されていた。
博物館なんだから、当然と言えば当然なんだが……そんな人が集まるほど珍しい物は無いように見える。

じゃあ何でこんなに人がいるんだ?イベントでもやるのか?

……考えたって分からないものは分からない。
別に事件が発生してるワケじゃないし……全部見終わったら大人しく帰るか

そんな事考えつつ、奥へ向けて進んでいくうちに何となく察した。

何故なら、一番奥には──

紅く輝く宝石が、鎮座していたからである。

ッアー……もうこれあれじゃん。白くてキザでデカい鳩野郎さんが来るフラグじゃん
フラグってそっちですかよ!コナン君じゃなくて鳩の方のフラグかよ!!

心の中で文句を言いつつ辺りを見回す。

しかもコナン君(キッドキラー)いねーし!コナン君に会いたくないって言う私の願い叶えてくれたのかなありがとう神様(♯^ω^)!!いらねー仕事でしたわそれ!!

……いや待てよ

冷静に考えてみろA。鳩野郎さんはここに来るだろう、それは間違いない。
しかし、私がここにいなければいけないという理由はないよな?ないよね?

よし、そうと決まれば脱出だ。とっとと博物館から出てお家に帰って( ˘ω˘)スヤァするんだ!!(フラグ

と、博物館から出ようとしたのだが

「え、出れないんですか?どうして?」

出れませんでした〜〜(キレ気味

受付のお兄さんは、困ったように眉を下げながら説明を始める。

「申し訳ありません。じ、実は──」

「怪盗キッド……ですか?」

 知 っ て た !

でも私優しいから知らなかったフリしてあげちゃう!!

アーもうダメだ。ちょっと怒りでテンション可笑しくなってる
落ち着こう、もう観念するしかない……

諦めて、お兄さんの話に耳を傾けた。

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糸目らぶ - 続き気になります、いつか更新されるのを楽しみにしてます。面白い! (2021年3月5日 17時) (レス) id: a7df1b26d8 (このIDを非表示/違反報告)
恋花雪(プロフ) - 初コメ失礼します!続きがとても気になる小説ですね…!いつまでも更新全裸待機してます! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 1308cc484f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年4月29日 17時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - とても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 15時) (レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてますこれからも頑張ってください!! (2019年5月15日 17時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野 | 作成日時:2018年5月22日 23時

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