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64話 ページ20

あれから私は肉売場と果物コーナーに行って、欲しい物を見つくろい、カゴに入れていったのだが……

「何時まで付いて来るんですか?」

透さんずっっっっと隣付いて来んだけど

黙って付いて来んならまだしも、肉見てる時も果物見てる時も横から「あ、そのお肉新鮮じゃないですね……こっちのがいいですよ!」とか「Aさんは果物何が好きなんですか?今の季節だとー…」とか、ずっとくっちゃべってんだけどこの人

何なの?喋ってないと死ぬの?黙った瞬間「ヴッ」とか言って死ぬのこの人??

私の冷めた視線など気にもせず、彼はにこりと笑って言葉を発した。

「1人で買い物してもつまらないでしょ?」

「いや、そんな事ないですけど……透さんぼっち嫌な人ですか?」

「ぼっち嫌……ま、まぁそんな所ですかね」

「ふーん……ですが残念ですね。私はぼっち平気な人なんで、1人がいいんですよねぇ」

遠回しに「お前邪魔やからどっか行けや」と言ったつもりなのだが

「へぇー、そうなんですか!でも僕はぼっち嫌な人なんで!Aさんと一緒に買い物したいです!」

ダッッこいつ開き直りやがったメンドクセッッ
何が何でも私から離れる気はないらしい。

……あぁ、そういやコナン君「A姉ちゃんの事について色々聞いてくるかもしれない」って言ってたな。

後々色々聞くつもりなのかこの人めんどくせーなーマジで
心の中で舌打ちしつつ、買いたい物はGetしたのでレジへと向かう。

さすがにレジは違う所へ行ったようだ。同じレジ来てたら気持ち悪いわ、うん

会計が終わってレジ袋に商品を入れていると隣に人が来た。
邪魔になるか、と少しだけカゴを動かしながら、隣に視線を向けた。

……しつっけーなーこいつ〜〜〜(怒)

もう皆さん誰が隣に来たかお分かりですよね?そう、隣に来たのはさっきも隣付いて来てた色黒です(#^ω^)

もう無視しますね。
彼も今は話す気が無いのか、しばらく互いに無言で袋に商品を詰めていた。

詰め終わった時、声をかけられた。

「Aさん、結構買いましたね?僕車なんですよ、よかったら送って行きましょうか?」

「いや、このくらい何ともないですよ。大丈夫です」

そう言やこの人車持ってるんだったか。車興味ねーから車種分かんねーけど、白い車だったっけ?

断ったのだがそれでも「荷物を持った女性を放っておけません」とか言ってるのを無視して店を出た時

「「!!」」

向かいのビルから、女性が落下していった

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糸目らぶ - 続き気になります、いつか更新されるのを楽しみにしてます。面白い! (2021年3月5日 17時) (レス) id: a7df1b26d8 (このIDを非表示/違反報告)
恋花雪(プロフ) - 初コメ失礼します!続きがとても気になる小説ですね…!いつまでも更新全裸待機してます! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 1308cc484f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年4月29日 17時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - とても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 15時) (レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてますこれからも頑張ってください!! (2019年5月15日 17時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野 | 作成日時:2018年5月22日 23時

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