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続き ページ18

「2人してなーに親密そうに話してるの?」

「親密そうっていうか実際そうですからね、僕らは」



「皆さん、何を油を売っているんですか?」

いきなり不破さんたちの後ろから声が掛かった。

「あ、しゃちょー!」

「はぁ、全く。もう収録再開すると言った、で、しょ…う」

「?社長?」

『隼人さん』

「…、甲斐田さんに隠れて見えなかった」

『え、ディスってます?』

「や、すみません。違くて、あー、違いますよ」

『ふ、分かってますよ』

「!ほんとに揶揄わないでください」

『ふふ、すみません』

「シユンくんと社長知り合いなん?」

「えぇまぁ。お久しぶりですね、シユンさん」

『はい、お久しぶりです、ハヤトさん。ふふ』

「?何か」

『いえ、ハヤトさんにシユンさんって呼ばれるのなんだかくすぐったいですね』

「あぁ、確かに。ここじゃあ、本名で呼ばないですから」

『やっぱり、本名にすべきだったなぁ』

「良いところの育ちなのバレかねないぞ」

『ふふ、確かに』

「僕ら、蚊帳の外すぎません?」

「それなぁ、社長ともちさんばっかり話しててずるいっすよ〜」

『それより、収録再開されるんじゃないんですか?』

「「「「あ」」」」

『ふふ、忘れてらしたんですね。もう行ったほうがいいのでは?』

「あ、シユン、下まで送ってく」

『?どうしてわざわざ?』

「話したいことあってさ」

『ん、分かりました。じゃあ行きましょうか』

「てことで、3人ともDにはシユン送りに行ったって言っといてください」

お三方の返事も聞かず刀也さんは私のことを押してエレベーターに向かった。

エレベーターホールにつき、刀也さんが息を吸って声をかけてきた。

「実はさ、ガクくんが3Dになるんだけど」

『へーそうなんですか…………って、え?!?!がっく、じゃなくて伏見さんが?!』

「そう、伏見ガクが。それでね、お披露目配信をするってなってさ。」

『う、ん』

「シユンさぁ、出たかったりしない?」

『わ、たしがですか?私が伏見さんの3Dお披露目に?』

「そう、お前が出ないかって話」

『でも私、3D化してないですよ』

「3Dじゃなくても出れるよ。最後にさ、ライブ的なのをやるらしいんだけど、それのさ音楽とかならお前にだって参加できるよ」

『どうして、それを私に言うですか?私以上に相応しい人なんて沢山いらっしゃると思うのですが』

続き→←本社に行きました。



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作者名:knn | 作成日時:2023年5月4日 21時

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